[インタビュー]2026.5.26
「イケるでしょ」の空気が一番危険。矢吹正道が警戒する見えない敵
IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者の矢吹正道(33=緑)が、6月6日(土)、愛知県国際展示場で開催される「3150 FIGHT vol.10」のメインイベントで同級3位のレネ・カリスト(31=メキシコ)を迎えて2度目の防衛戦に臨む。
2025年IBF年間最高試合に選出されたアンヘル・アヤラ・ラジザバル(26=メキシコ)戦、初防衛戦ではこれまで一度もKO負けのなかった元世界王者のフェリックス・アルバラード(37=ニカラグア)を撃破と、近年は圧巻のパフォーマンスを見せてきた。
しかし、本人に慢心は一切ない。「イケるでしょ」という周囲の空気を最も警戒し、自らの弱点も受け止めながら前進する。緊張で押し潰されそうだった男は、なぜ円熟の時を迎えたのか。その言葉を追うと、王者の現在地が見えてきた。
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