海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
米国・カリフォルニア州オンタリオのトヨタ・アリーナで3日(日本時間4日)、WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級暫定王座決定戦の前日計量が行われ、元WBA・WBC世界スーパーバンタム級統一王者のブランドン・フィゲロア(26=米)と、元WBC世界フェザー級王者のマーク・マグサヨ(27=フィリピン)が秤の前で対峙した。
フィゲロアvsマグサヨ
フェザー級のリミットは57.1kg。フィゲロアが100gアンダーの57.0kgで一発クリアしたのに対して、1回目の計量を400gオーバーしたマグサヨだったが、2時間後の再計量は、リミットでクリアした。
21年11月に行われた現WBC・WBO・スーパーバンタム級統一王者のスティーブン・フルトン(28=米)との統一戦で、2-0の判定で敗れたフィゲロアは、昨年7月に1階級上げてWBC世界フェザー級挑戦者決定戦に出場すると、カルロス・カストロ(28=米)に6回TKO勝利した。当初はフルトンとのリマッチで、WBCフェザー級暫定王座決定戦を行う予定だったが、最終的にはマグサヨとの元世界王者対決に落ち着いた。
勝者は正規王座バルガスと王座統一戦へ
マグサヨは昨年1月、ゲーリー・ラッセルJr(34=米)を2-0の判定で下して、WBC世界フェザー級王者に輝いた。しかし、昨年7月の初防衛戦でレイ・バルガス32=(メキシコ)に1-2の判定負けを喫して王座陥落、日本時間の5日に行われる再起の舞台は、再び世界タイトル戦となった。
正規王座を保持したバルガスは、今年2月にオシャキー・フォスター(29=米)と、WBCスーパーフェザー級王座決定戦を行うも、3-0の判定で敗れプロ初黒星を喫した。バルガスは、フィゲロアとマグサヨの勝者とWBC内王座統一戦を行うことになりそうだ。