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[海外ニュース]2018.4.27

6/23 Sライト級1位ポストルvs2位テイラー

 元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーライト級王者で現1位のビクトル・ポストル(34=ウクライナ/米)と、2位のジョシュ・テイラー(27=英)が6月23日、英国スコットランドのグラスゴーで対戦することになった。試合はWBC同級王者ホセ・カルロス・ラミレス(25=米)に対する指名挑戦者決定戦として行われる。12年ロンドン五輪出場経験を持つテイラーにとっては、世界挑戦に向けた最後のハードルとなる。

 サウスポーのテイラーは15年7月にプロデビューし、世界ランカーのオハラ・デービース(英)や元世界王者ミゲール・バスケス(メキシコ)を倒すなど12戦全勝(11KO)をマークしている。「これまでで最も強敵となるポストル戦は重要なテストになる。彼は必勝の態勢でやってくるだろうが、勝てば世界戦が見えてくるので6月23日にはベストのジョシュ・テイラーを見せられると思う」と話している。「テイラーはアマチュア経験豊富な手強い相手だが、もう一度世界王座につくために勝つ」と意気込むポストルは30戦29勝(12KO)1敗。
 なお、WBCのスーパーライト級には暫定王者としてレギス・プログレイス(米)がおり、WBCは正王者のラミレスとプログレイスに団体内統一戦を命じている。現時点では交渉締結に至っておらず、このまま平行線を辿るようだと5月4日に興行権入札が行われることになる。


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