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26日に体重オーバーのダビド・カルモナ(27=メキシコ)から4度のダウンを奪って7回終了TKO勝ち、WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王座3度目の防衛を果たしたカリド・ヤファイ(28=英)は次戦を9月に計画しているが、相手候補としてIBF(国際ボクシング連盟)同級王者ジェルウィン・アンカハス(26=比)と元4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)のふたりの名前が挙がっている。
26日の試合がアンカハスとのダブル世界戦として挙行されたことを考えると、そのまま次戦が統一戦になるものとみられていたが、一方でヤファイがゴンサレスの挑戦を受ける可能性も浮上してきた。ヤファイのプロモーターを務めるマッチルーム・ボクシングのエディ・ハーン氏は「カル(ヤファイのこと)は統一戦の準備ができているが、ゴンサレスとの戦いにも興味がある。いまはチームで話し合いをしているところ」と話している。
昨年9月に「スーパーフライ1」、今年2月に「スーパーフライ2」を主催したトム・ローフラー・プロモーターは9月に「スーパーフライ3」を計画しており、ゴンサレスもそのカードに参加が予定されている。ヤファイ対ゴンサレスが実現する場合は、このイベントに組み込まれる可能性が高い。ヤファイ陣営がどちらを選択するのか要注目だ。