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WBO世界スーパーフライ級チャンピオン井岡一翔(32=志成)が10日、オンライン会見で3度目の防衛戦を9月1日(水)に大田区総合体育館で行うことを発表した。今回の挑戦者はランキング2位のフランシスコ・ロドリゲスJr.(28=メキシコ)。戦績は39戦34勝(24KO)4敗(1KO)1分。これまでに高山勝成(仲里→寝屋川石田)、長井一(ワタナベ)、戸部洋平(三迫) と3名の日本人と対戦し全勝。WBA5位、IBF4位と他団体からの評価も高いミニマム級の元IBF・WBO統一チャンピオンだ。試合当日21時よりTBSで生中継が予定されている。
昨年大晦日以来9ヶ月ぶりの試合!
会見の席で井岡は「オリンピックの余韻が冷める前に盛り上げたい」と同じアスリートとして、スポーツで勇気や感動を与えたいと話した。
昨年大晦日の試合後に勃発し、身の潔白を証明したドーピング騒動に関しては「試合とは切り分けて考えている。今まで通り、正々堂々と戦うだけ」とすると「指名試合で、階級は違うとはいえ(挑戦者は)元世界チャンピオンなので、試合は試合で難しいが、レベルの違いを見せて勝たないといけない」と意気込みを語った。感染拡大が懸念されるコロナ禍で迎える試合に関しては「準備しているので試合をしたい」と自身の考えを述べた。
ロドリゲスは3日間の隔離と14日間バブル生活
対戦相手で今月15日に来日するロドリゲスは、スポーツ庁の規定に従い、来日から3日間の完全隔離生活を送る。試合までの14日間はホテルのワンフロアを貸し切りとするいわゆる「バブル」内で生活をしながら、練習することが許されている。
約3週間ほど前からスパーリングを開始するなど、3度目の防衛戦に向けて調整を始めている井岡は、これから試合までにペースアップを図り、12ラウンドのスパーリングも消化するとした。