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村田諒太(31=帝拳)の2代前のWBA(世界ボクシング協会)ミドル級王者ダニエル・ジェイコブス(30=米)の次戦が4月28日、米国ニューヨークのバークレイズ・センターで計画されている。対戦相手は未定。ジェイコブスは昨年3月、ゲンナディ・ゴロフキン(35=カザフスタン/米)に12回判定負けを喫してレギュラー王座を失ったが、11月に世界ランカーを下して再起を果たしている。
「ミラクルマン」ダニエル・ジェイコブス
ジェイコブスは骨肉腫を克服してリングに復帰しただけでなく世界王座に上り詰めた「ミラクルマン(奇跡の男)」としても知られる。ゴロフキン戦ではダウンを喫して敗れはしたものの評価を落とすことはなく、いまなおミドル級トップ戦線の一角にいる。そのジェイコブスはゴロフキン戦後に、米国進出を狙う英国のマッチルーム・ボクシングと契約を交わし、11月の再起戦ではルイス・アリアス(米)に判定勝ちを収めている。戦績は35戦33勝(29KO)2敗。次戦の相手は未定だが、世界ランカーのゲイリー・オサリバン(英)が候補として挙がっている。
なお、4月28日の前座にはWBA女子ライト級王者のケイティー・テイラー(英)が出場する予定だ。