[前日計量]2025.2.10
永田大士vs星大翔! 熱戦に期待!
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OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・スーパーライト級タイトルマッチの前日計量が10日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われ、2冠王者の永田大士(35=三迫)とOPBF同級9位、WBO-AP同級11位の星大翔(26=DANGAN)が秤に乗った。
試合は、明日(11日)、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインイベントとして行われ、その模様は動画配信サービス「FOD」でライブ配信される。
先に秤に乗った永田は、スーパーライト級リミットを200g下回る63.3kgでクリアした。昨年6月、韓国でキム・ヨンウォク(29=韓国)に判定勝ちして以来、約9ヶ月ぶりにリングに上がる永田は、「期間が空いた分、自分のボクシングを見つめ直した。より、永田大士らしいボクシングになった」と進化に自信を示した。
「引き分けた相手に勝って挑んでくる。この試合に懸ける思いを感じる。周りは過小評価しているが、これまでで一番怖い相手」と挑戦者の星を警戒。その上で「だからこそ、それ以上の力を見せてねじ伏せる」と意気込んだ。
ベルトを2本保持してる永田だが、2本のベルトを懸けての防衛戦は初めてだ。「ノンタイトル戦だろうが、どの試合も自分にとっては重要な試合。20年間ボクシングをやってきて『これは永田大士だ』というボクシングを見せる」と言葉に力を込めた。
一方、2度目のタイトル挑戦の星は、100gアンダーの63.4kgで計量を終えた。「永田選手は人間の強さを持っている選手。どれだけベルトを獲りたいかという、その気持ちで上回る。最後は自分がベルトを巻いてリングを降りる」と静かに闘志を燃やした。
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