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話が進められていたライト級のWBC(世界ボクシング評議会)王者ミゲール・マイキー・ガルシア(30=米)と、IBF(国際ボクシング連盟)王者ロバート・イースター(27=米)の統一戦が7月28日、LAステイプルズセンターで行われることが正式決定、今週末に行われたサンタクルスvsマレス戦の同会場にて両者が並び立ち会見を行った。
WBC王者 ミゲール"マイキー"ガルシア
ガルシアは今年3月にセルゲイ・リピネッツ(カザフスタン/露/米)を判定で下して4階級制覇。しかしその王座は返上、WBCのライト級王座に留まることを選択した。ライト級こそ今の適正階級でもあり、統一戦はその後のビックマッチへと繋がる興味深いマッチアップとなりそうだ。
IBF王者 ロバート・イースターJr
対するIBF王者イースターJrは16年9月の決定戦を制して戴冠を果たし3連続判定勝ち、しかし直近2試合の防衛戦ではイマイチの内容ではあったがライト級では180cmの長身とこの階級では破格の193cmというリーチを最大限に活かすことが出来ればガルシアを苦しめる可能性もある。
世界ライト級戦線統一の道へ
先月、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がホルヘ・リナレス(帝拳=ベネズエラ)を劇的な内容で破り、一挙にライト級世界戦線は賑わいを見せている。ガルシアvsイースターJrの勝者、またWBO王者のレイムンド・ベルトラン(米/メキシコ)なども統一戦に興味を示しているなど今後も王者同士の対戦が組まれていくのか注目である。
日本ライト級ファイター達は
日本勢の中では現在ランキングトップに位置しているWBO2位、WBO・A・王者の荒川仁人(ワタナベ)、OPBF王者でIBF4位、WBC7位につける中谷正義(井岡)、IBF7位で前日本ライト級王者の西谷和宏(VADY)が世界戦線参入のきっかけとなるランキングを保持し、現在ランク外ではあるが、実力的には3階級制覇の可能性をまだまだ秘める粟生隆寛(帝拳)がいる。
また世界ランクには入ってはいないが既に国内タイトル戦では頭一つ抜けたパフォーマンスを披露する日本ライト級王者の吉野修一朗(三迫)、更に今年2月ロシアで番狂わせのWBC・Interタイトル獲得をみせたWBC20位のハリケーン風太またなどが加わる可能性がある。
世界戦線に絡むにはとても競争率の高い、まさにトップオブトップ達の椅子取りゲームに日本から割り込むボクサーが出てくることを今後も期待する。
また世界ランクには入ってはいないが既に国内タイトル戦では頭一つ抜けたパフォーマンスを披露する日本ライト級王者の吉野修一朗(三迫)、更に今年2月ロシアで番狂わせのWBC・Interタイトル獲得をみせたWBC20位のハリケーン風太またなどが加わる可能性がある。
世界戦線に絡むにはとても競争率の高い、まさにトップオブトップ達の椅子取りゲームに日本から割り込むボクサーが出てくることを今後も期待する。