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[会見]2024.6.21

亀田京之介と中川麦茶が約1年ぶりに再戦!

 7月28日(日)に滋賀ダイハツアリーナで開催される奥井グループ presents「3150FIGHT vol.9」の追加カードの発表会見が21日、大阪市内のKWORLD3 ボクシングジムで行われ、亀田興毅ファウンダーより、中川麦茶(35=ミツキ)と亀田京之介(25=TMK)が再戦することが伝えられた。

 昨年8月、56.0kg契約8回戦で対戦した時には、試合前に舌戦が繰り返されたので、今回も注目が集まった。結果はドローだったため、今夏に58.0kg契約8回戦で決着をつける。

昨年8月はドロー

 今回の再戦を決めた亀田ファウンダーは「試合前の盛り上がりは、プロとして大事なこと。両選手はキャラクターもあるし、プロとして魅力的な選手です。でも、プロとして一番大事なことは、リングの上で自らの力量を見せることなので、今回の試合は、見ている人を熱くさせる試合での完全決着を期待しています。KO賞100万円を用意します」と今回の試合への思いと特別報酬を提示して、両者に発破をかけた。

KO賞100万円
 約1年ぶりの再戦だが、この間、フェザー級を主戦場とする京之介は、2連勝(1KO)、通算戦績は17戦12勝(8KO)3敗(1KO)2分。前回の試合について問われた京之介は「自分自身納得のいく試合ではなかった。この1年間で変わった姿を見せて、今回は完全KO決着で勝負を決めます」とKO宣言した。
次は58.0kg8回戦!
 一方、スーパーバンタム級を主戦場とする麦茶は、初戴冠を逃したOPBF王座決定戦を含め1勝(1KO)1敗、通算戦績は41戦28勝(18KO)10敗(1KO)3分。会見の席で麦茶は「前回は注目を集めた中で、白黒つかずドローだったので、この1年間気持ち悪かった。プロはリングで見せるのが一番。今回の試合は、1Rから打ち合って完全決着し、生まれ故郷でもある滋賀での大会を盛り上げます」と、”地元開催”に強い気持ちを見せた。麦茶は「前回の試合で、自分もそうだけど、京之介も華のあるボクサーだと思った。お互い華がある同士、つまらない試合をしてはいけない。必ず良い試合をして盛り上げよう」と、前回の試合でその力を認めていたことを明かし、京之介へメッセージを送った。
「殴りあう」と口を揃えた両者に注目!

 二人がヒートアップしたのは、写真撮影。長く続いたフェイスオフで、京之介が麦茶の挑発ポーズを振り払い、パンチのモーションを見せたところで、タイムアップ。写真撮影が終わると京之介が「お前、絶対、殴り合えよ!」と言い残して会見会場を後にすると、麦茶も「お前こそな。お前こそ殴り合えよ!」と返した。「殴り合う」と宣言して、完全決着を望む両者の試合は果たして「殴り合い」となるのか、前回同様の割り切れない展開となるのか、7月28日の試合に注目したい。


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