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TALE OF THE TAPE
バンタム級+PLUS
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戦力チャートと展開予想
矢吹正道が那須川天心vs井上...
2025.11.21
 試合日程 |  試合結果 |  動画ニュース |  ランキング |  選手検索 |
WBC(世界ボクシング評議会)バンタム級王座決定戦の記者会見が21日、東京ドームホテルで開催された。同級1位の那須川天心(27=帝拳)と、同級2位の井上拓真(29=大橋)が、3日後に迫った大一番へ向けて再び顔を合わせ、互いの覚悟を語り合った。
歴代名王者たちが巻いてきたWBC世界バンタム級タイトル。その新たな持ち主を決める一戦は、11月24日(月・休)の「Prime Video Boxing 14」(TOYOTA ARENA TOKYO)で行われる。
歴代名王者たちが巻いてきたWBC世界バンタム級タイトル。その新たな持ち主を決める一戦は、11月24日(月・休)の「Prime Video Boxing 14」(TOYOTA ARENA TOKYO)で行われる。
「強い選手に勝ってベルトを獲りたい」
自身のパーソナルカラーというグリーンのウェアで登壇した那須川は、静かながらも力強い眼差しで語った。「選手として、人として成長した。やるべきことをやってきた。ポイント勝負になるのか、すぐに終わるのか、それを対面して感じたい。強い選手からベルトを獲りたいので、最初から最後までクライマックスのつもりで戦う」。
横に並べられたWBCバンタム級ベルトを見つめると、思わず言葉が熱を帯びた。「ベルトを意識することはなかったけど、こうして見ると燃え滾るものがある」。
横に並べられたWBCバンタム級ベルトを見つめると、思わず言葉が熱を帯びた。「ベルトを意識することはなかったけど、こうして見ると燃え滾るものがある」。
「ベルトは1個の格」
「世界チャンピオンのベルトの意味は?」と問われると、しばし沈黙を置いた後に口を開いた。「何だろうなぁ? 1個の格じゃないですか。ベルトを持った持たないで評価が変わる。だからこそ面白い」。
「勝ってからいろいろ言いたい」
さらに視線は自然と先を見据えた。「ベルトを獲ってからがスタートライン。バンタム級には日本人の世界チャンピオンもいるし、やったら面白い。でも、それは勝ってから言いたい」。あくまで目の前の井上拓真に集中していることを明確にした。
「勝ってからいろいろ言いたい」
さらに視線は自然と先を見据えた。「ベルトを獲ってからがスタートライン。バンタム級には日本人の世界チャンピオンもいるし、やったら面白い。でも、それは勝ってから言いたい」。あくまで目の前の井上拓真に集中していることを明確にした。
「知名度の高い天心選手に勝つ」
約1年1ヶ月ぶりのリングに戻る井上は、落ち着いた口調のなかに力強い自信を滲ませた。「ここまで力を抜くことなく仕上げてきた。過去一番コンディションが良い。相手はスピードと勘がいいので、総合力で上回っていきたい」。
総合力で上回る
「知名度のある天心選手に勝って初黒星をつける。ファンの期待に応えるためにも倒しにいく。今回の試合に関しては『天心選手に勝つ』その思いだけ。ベルトはその上でついてくるもの」。
総合力で上回る
「知名度のある天心選手に勝って初黒星をつける。ファンの期待に応えるためにも倒しにいく。今回の試合に関しては『天心選手に勝つ』その思いだけ。ベルトはその上でついてくるもの」。
「超次元のボクシングを見せる」
那須川は自身の変化を、独特の表現で説明した。「これまでの僕のボクシングはカクカクしていたが、丸いボクシングができるようになった。水って掴むことができないじゃないですか。そんな感じ。"心・技・体"と言われているが、自分は"心・気・体"だと思っていて、それで技につながる。超次元のボクシングを見せる」。
WBC世界バンタム級王座決定戦
那須川は、「こういう試合がしたかった。ボクシングを見たことがない人や、格闘技しか見ていない人から連絡が来て、すごく愛されているのを感じる。自分が勝てば、ボクシングだけじゃなく世の中の時代を変えることができる」。
一方の井上は、胸の奥に静かな誇りを秘めた。「盛り上がる試合がしたいと思っていたので、相手としては申し分ない。世間をアッと言わせたい。時代が進むというより、"井上拓真"が戻ってきたというのをアピールする」。
一方の井上は、胸の奥に静かな誇りを秘めた。「盛り上がる試合がしたいと思っていたので、相手としては申し分ない。世間をアッと言わせたい。時代が進むというより、"井上拓真"が戻ってきたというのをアピールする」。
