試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
強豪が揃うフェザー級ウォーズの主役のひとり、WBO王者ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)が16日、地元プエルトリコのバヤモンで元IBF王者オルランド・サリド(メキシコ)を相手に防衛戦に臨んだ。
※この試合は、WOWOWエキサイトマッチで5月30日に放送されます。
※この試合は、WOWOWエキサイトマッチで5月30日に放送されます。
ロペス攻勢
○オルランド・サリド(メキシコ)
TKO8回1分39秒
●ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)
8対1のオッズが示すとおりロペスの防衛は堅いと見られていた。
TKO8回1分39秒
●ファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)
8対1のオッズが示すとおりロペスの防衛は堅いと見られていた。
5回のダウンシーン
ルーベン・ロドリゲス・スタジアムに詰めかけたファンも地元のヒーローの勝利を疑わなかったはずだ。事実、3回まではロペスのペースで試合は進んでいた。サウスポーの王者は手数とヒット数で挑戦者を勝り、ポイントをゲットしていった。気になることといえばロープを背に戦うシーンが多かったことぐらいか。
ロペス陥落
そんななか4回からサリドが右を狙い始める。迎えた5回終盤、サリドは右フックを軸にしたコンビネーションで痛烈なダウンを奪った。このままKOかと思わせるほどのダメージだったが、ロペスは辛うじて立ち上がりラウンド終了のゴングに救われた。
続く6回もロペスはダメージを引きずり、苦しい場面が続いた。7回、やや回復の兆しが見えたロペスは手数で盛り返し、ファンに期待を持たせた。
続く6回もロペスはダメージを引きずり、苦しい場面が続いた。7回、やや回復の兆しが見えたロペスは手数で盛り返し、ファンに期待を持たせた。
納得のいかないロペス陣営
しかし8回、再びサリドの連打に捕まってしまう。挑戦者のコンビネーションに追い立てられたロペスはロープからコーナーに詰められ防戦一方に。甚大なダメージが感じられ、これを見たロベルト・ラミレス・ジュニア・レフェリーが試合をストップした。
新王者サリド
団体を変えて返り咲きを果たしたサリドは30歳。華々しさはないが、かつてはロバート・ゲレロ(米=現WBA&WBO世界ライト級暫定王者)に勝ったこともあり(後に無効試合に変更)、半年前には敗れたもののユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)からダウンも奪っている。49戦35勝(23KO)11敗2分1無効試合。
プロ初黒星を喫したロペスは31戦30勝(27KO)1敗。ガンボアとの大一番は幻に終わるのだろうか。
プロ初黒星を喫したロペスは31戦30勝(27KO)1敗。ガンボアとの大一番は幻に終わるのだろうか。