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KAMIKAZE5[日本]
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注目:一昨年末、日本に復帰した元WBA世界Sウェルター級暫定王者の石田は、ボクシング人生の集大成としてヘビー級への転向を決断し藤本への挑戦を表明。藤本もこれに応じたが、5階級上げての石田の挑戦にJBCの許可は下りず、昨年4月にノンタイトル戦として行われた。この試合は藤本が僅差判定勝ちしたが、石田は不服としタイトルをかけての再戦を要求。今年8月で40歳になる肉体にムチ打ち、1年かけてヘビー級での体と実績を作り上げた。藤本としても今回のV3戦をはっきりとした形で勝利し、国内敵なしを示して海外へと打って出たいところ。国内の最高峰のヘビー級対決は、はたしてどちらの思いが上回るのか――。
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注目:徳永は178cmの長身から打ち降ろす右を得意とするボクサーファイター。10年度西日本新人王MVPの実績を持ち、西軍決定戦で土を付けられた三好祐樹(FUKUOKA)にきっちりと借りを返すなど気の強さもある。12年10月にOPBF1位のロナルド・ポンティリャス(比)に初回KOで敗れ2敗目を喫したが、以降は6連勝と波に乗っての王座初挑戦となる。対する杉崎もプロ11年、31戦目にして今回がタイトル初挑戦。08年2月のA級昇格後、元OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の川村貢治(ワタナベ→引退)、前日本スーパーフェザー級王者の金子大樹(横浜光)、前OPBF王者のジョムトーン・チューワッタナ(タイ)など、世界クラスの強豪とも拳を交えてきた。これまでは持ち味の思い切りの良さが裏目にも出たが、一昨年6月からはこちらも4連勝と好調を維持している。タイトル初挑戦同士の一戦。はたしてこのチャンスをものにするのはどちらか。
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注目:石本康隆(帝拳)との激闘を制し、空位の王座を獲得した小國の初防衛戦。迎えるは前王者・大竹秀典(金子)の怪我と王座返上により挑戦を1年待った古橋。今年に入り1ヶ月に渡るメキシコ合宿で心身の強化を図り、万全の状態で初のタイトル戦に挑む。距離を潰し、打ち合いに出てくるであろう挑戦者に、技巧派の王者はどう迎え撃つのか――。
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