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世界ダブルタイトルマッチ
2011年8月31日(水) 16:45開始
会場:日本武道館
会場:日本武道館
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注目:"3階級制覇王者VS無敗の挑戦者"興毅がV2戦に迎えるモーラは、23勝(16KO)無敗をマークし、WBC中米バンタム級王座を保持するメキシコの新鋭。163cmとバンタム級では小柄だが、上体を小刻みに振り、ワンツーで懐に飛び込んで左ボディ・右クロスを打ち込むアグレッシブファイター。しかし、モーラは今年3月にWBAランクに入り、世界ランカーとしての実績は積んでいない。それだけに王座挑戦は早急な感も否めず。興毅は日本人初の世界3階級制覇王者として、無敗のモーラをどう退けるのか。アウトボクシングに徹してジャブ・ワンツーで距離を保ち、技術で翻弄するのか。それとも接近戦に応え、打撃戦に打って出るのか。新鋭と相対し、王者・興毅のスキルが試される戦いとなるだろう。
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注目:"階級の壁を打ち破れ!"フライ級で世界に照準を定めていた清水であったが、急転直下、WBA世界スーパーフライ級王者カサレスへの挑戦が決定した。カサレスは名城から王座奪取後、4度のタイトル防衛を重ね、安定王者として君臨している。清水にとっては1階級上での世界挑戦となるが、身長168cmと清水がカサレスより5cm上回り、ウエイトトレーニングでパワーアップを計ってきただけに、体格負け・パワー負けすることも考えられない。そして階級を上げたことで減量苦から解放され、最良のパフォーマンスを発揮するはずだ。カサレスは思い切りの良い強打と手数を武器に、世界2階級制覇を果たしているが、スタミナ不足からか、試合後半に失速する場面が見受けられる。清水がスピードとフットワークを活かし、序盤から中盤にかけボディでスタミナを削り、内藤戦で見せたアウトボクシングを展開できれば、十分に勝機も巡ってくる。世界挑戦3度目となる清水がスピードとテクニックでカサレスを翻弄し、悲願の世界王座獲得を実現させることができるのか、非常に楽しみな一戦となった。
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