■連敗は絶対に避けたいところです。
井上 負けることに関しての恐怖はないので、自分がやってきたことを出してやるだけです。

■ハイリスク・ハイリターンの戦いです。
井上 まぁ、そうなりますね。

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■正式発表がある少し前に別の選手のインタビューで大橋ジムに来た時に井上選手の練習を見たのですが、自分がこの空間にいてはいけないくらいの殺気で追い込んでいました。
井上 やっぱり決まったらそういう雰囲気を作って、ですね。

■これまで数々の強敵と拳を交えてきましたが、1番の難敵でしょうか?
井上 難敵かどうかと言われたら、わからないですが…。やっぱり油断はできないですし、だからこそ自分自身楽しむ。

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■"楽しむ"ですか?
井上 映像を見るのと実際に試合をするのでは全然感覚が違うので、だからこそ楽しむ。

■この試合の位置付けを教えてください。
井上 ただ、那須川天心に勝つ。それだけですね。

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■試合が近づくにつれて、ものすごい盛り上がりになっていくと思います。
井上 自分はそこに向けて淡々とやるだけなので。ただ、周りが盛り上がってくれた方がうれしいですよね。

■前回の試合後、田中恒成選手から電話があったようですが。初めてだとお聞きしました。
井上 そうですね。自分が前日に負けて、翌日に恒成が負けた夜にかかってきて。負けた直後に電話がかかってくることって、普通ならありえないじゃないですか。負けた悔しさだったり。そんな、人のことを考えている場合じゃないというか。その中で連絡をくれて、うれしかったですね。

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