■井上選手が有利なのでは?という予想ですが、その辺の気持ちはいかがですか?
井上 相手はベテランですが、技術面でも自分の方が上回っていると思います。不意の一発、予想していなかったパンチさえ気をつければ完封できると思います。

完封する

■奇しくもWBA世界バンタム級王座は、尚弥選手も最初に獲ったベルトです。
井上 運命的なものを感じます。ここから自分も一つずつ集めていき4団体統一したいですね。

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■それは、いつからそのように思うようになったのでしょうか?
井上 以前までは世界チャンピオンになることが目標でしたが、それではまだまだだなと。ナオが返上した4団体だからこそ自分が集めていきたい。ナオが戦ってきた相手と自分がやるのも面白い展開になりますし、楽しみですよね。

バンタム級を制する

■"井上拓真"をアピールですね。
井上 バンタム級は自分が制したいですね。

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■井上選手のディフェンスに磨きがかかっていますが、相手の動きがスローに見える感じなのでしょうか?
井上 そういうわけではないですが(笑)。どうやって避けるのと言われたら、感覚というか、説明できないですね。動く瞬時の感覚ですね。集中したら「なんか俺、避けるのが得意なんじゃないかな」と思いました。以前より冷静になり、ディフェンスもしっかりできるようになりました。

■ディフェンスで相手のペースを崩すスタイルですが、相手を見て「思い通りにいっていない」というのは感じるものなのでしょうか?
井上 自分が全部避けるので(相手の)焦りは感じますね。一番は試合中の冷静さです。

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■KO決着にはこだわらなくなりましたか?
井上 もちろんKOできるのであれば、したいですよ。しかし、流れであって最初から狙ってできるものではないですからね。

■前戦は、TKO勝ちでした。
井上 うーん。レフェリーストップではなくて倒したかったですね。まだ歯痒さはあります。
※昨年12月にジェイク・ボルネア(比)に8回TKO勝ち

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