■平岡選手の圧倒的有利が予想されています。逆にやりにくくないのでしょうか?
平岡 それはないですね。当たり前のようにハードトレーニングをしています。いろいろと試してみたいというのがあります。まだ出していない部分がありますので。
■例えばですが、この試合が終わって来年すぐに試合が決まったとしたら?
平岡 話が来たらやりたいですね。米国などで合宿をするのもいいですね。
■では、最後に試合への意気込みをお願いします。
平岡 今回の試合はセミファイナルで出させてもらいますが、ワクワクしています。お客さんにもワクワクしてもらいたいと思っています。応援よろしくお願いします。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
取材後に行われたスパーリングでは、平岡が強いジャブで突き放し、強引に入って来る相手に左右アッパーで迎え撃っていた。コーナーに詰められても頭の位置を上手くずらしながら決定打を回避。ジャスティストレーナーも仕上がりの良さに納得の表情だった。強くなることに貪欲で次戦に向けても死角はなし。平岡は、圧倒的な差を見せて2023年に繋げるつもりだ。
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Kishimoto・Bobby>