■前戦、(アルビン・ラガンベイ戦)は、自身としてはどうでしたか?
平岡 6月の試合内容があまり良くなかったので、(良い試合を見せようと)モチベーションを高くできました。ここからが勝負です。
※今年9月に元WBOアジアパシフィック・スーパーライト級王者のアルビン・ラガンベイ(比)に2回TKO勝ちしWBO-AP王座3度目の防衛に成功
■今、課題としていることを教えてください。
平岡 メンタル面とフィジカルです。
■フィジカルもですか?すでに強いと思いますが…。
平岡 世界で戦っていくためには、もっと必要になってきます。あとは数ミリのズレの修正。ジャブにしてもストレートにしてもフックの角度にしても、数ミリのズレを修正することで良くなっていくと思います。
■ラガンベイ戦は、サウスポー同士の対戦で何度か左ストレートが交錯しましたが、ギリギリのところでパンチをかわして決定打は、一発ももらっていませんでした。
平岡 もらわない自信があります。感覚的なものですが、ギリギリ、パンチが当たらない位置に頭をずらしています。子どもの頃から培ってきた感覚ではあるかなと思います。
■現在、7試合連続KO中です。KOにはこだわりがありますか?
平岡 そうですか?もちろん倒して勝ちたいですが、そこはあまり意識していないですね。結果的にKOになっていたという感じです。倒そうとするとダメなんですよね。
KOにこだわりはない
■スパーリングは、どのような選手としていますか?
平岡 アマチュアの選手が多いですね。(アマチュアの選手は)動きが速くて、パンチが当てにくい。プロボクサーにはない感覚があり、すごく勉強になります。