■前戦についてですが、アオキ選手にKO勝ちしました。しかし、試合後は脱水症状の疑いがあり、病院に直行し会見が中止となりました。そこまで追い詰められた状態には見えませんでしたが、ギリギリの状態だったのですね。
平岡 3ラウンドくらいから体がしんどくなってきて、足に力が入らないというか。

■そんなに早くですか?
平岡 ポイントでは勝っているので、判定までいこうかなと思いましたが、相手が入って来たので良いタイミングでカウンターが決まりました。周りからは「狙っていたでしょ?」と言われましたが、自然と出たパンチでした。減量は確かにきついですが、減量苦というわけではないです。試合後は、足に力が入らなくなったので、前回の試合後から八重樫さん(八重樫東トレーナー)とのフィジカルトレーニングで下半身を鍛えています。

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■現在、世界ランキングは2団体で世界挑戦圏内に入っていますが。
平岡 4団体統一王者のジョシュ・テイラー(英国)が王座を返上して上の階級に行くかもしれないので、そうなるとチャンスが回ってくるかもしれない。
※IBF(国際ボクシング連盟)が8位、WBO(世界ボクシング機構)が14位

■試合は、Amazon Prime Videoで行われます。
平岡 全世界で見られるわけですからワクワクしています。KOで勝ってお客さんの期待に応えたい。

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ギリギリの勝ちではダメ

■周りの期待も大きいと思います。世界を目指す上では内容が問われる一戦になります。
平岡 そうですね。ギリギリの勝ちではダメですね。ここを勝ってもっとヒリヒリするような試合ができれば。

■目指すところは、もう一度米国のリングですね?
平岡 そうですね。MGMグランドのリングに立ちたいですね。

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■次戦はどのような試合を見せたいですか?
平岡 見ている人を沸かせるような試合を見せます。他の選手も「平岡アンディには敵わない」という内容を見せます。

■どうもありがとうございました。

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「ボクモバの目」
　全階級の日本王者の中でも、攻略が難しいチャンピオンの平岡は、挑戦者の高い壁となり立ちはだかる。世界を目指す上で取りこぼしは許されない。さいたまスーパーアリーナという大舞台で圧巻の内容を見せるつもりだ。  
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Kishimoto・KIKO>

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