■大橋秀行会長から初回KOと言われていましたが。
武居 流れの中でいけたらですね。これまでは、"強さ"で倒していましたが、次戦は"上手さ"を見せた中で倒せたらいいなと思います。
■「上手さ」とは?
武居 強引に倒しにいっていたので、そういうのはそろそろいいかなと。カウンターできれいに倒せたら。
■次戦は、10ラウンドでの試合になりますが。
武居 「(武居は)長いラウンドができない」と思われていると思います。認めてもらう意味でも長いラウンドをやっておきたい、というのはあります。
■ボクシングに転向後の活躍に関して、K-1時代のファンからの声は聞きますか?
武居 変わらず注目してもらってありがたいです。良いか悪いのかわからないですが、ボクシング界でK-1をアピールして、K-1ファンにも喜んでもらえる。もちろん、ボクシングにも興味を持ってもらいたいですし、ボクシングファンもK-1に興味を持ってもらえたらと思います。
■昨年は、「K-1から来た武居は只者ではない」というのは、存分にアピールしたと思いますが。
武居 最初は"外敵"感も感じましたが、少しずつ認めてもらえたらうれしいですね。
■昨年12月の試合後に「来年はタイトルを狙っていきたい」と話していましたが。
武居 ベルトがないのは寂しいので、早く獲れることにこしたことはないですが、今は一戦一戦組んでもらった試合をクリアすることです。1ラウンドKOでアピールできましたが、違うアピールの仕方、上手さもあるってことを見せていきたい。