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[特集]だいごの観戦記
2019.11.13


WBSS決勝戦観戦記
 今の仕事に携わるようになり4年半が経った。ボクシングライターとして、後楽園ホールや全国各地でかなりの試合を生観戦するようになったが、試合の数週間前からこれほどまでワクワクと不安が入り混じった気持ちになるのは久しぶりだった。



 それでも、筆者が取材したボクシング関係者や多くの人たちが予想していたのと同じように、筆者もまた井上尚弥の早いラウンドでのKO決着を予想していた。試合前日には、内藤律樹選手との予想企画で井上選手の「初回KO勝ち」と発表した。



 ボクシングの興行としては内藤大助対亀田興毅以来、約10年ぶりに行われたさいたまスーパーアリーナ(コミュニティアリーナでは内山高志や坂田健史が防衛戦を行っている)は、開場前から長蛇の列で18時の開場にも関わらず、先頭は13時から並んだと聞いた。その熱狂ぶりを見て、筆者はさらにテンションが上がってしまった。午後18時30分に第1試合がスタートして、記者としての忙しさもあり、あっという間に時間が過ぎていく。



 セミファイナルのWBC世界バンタム級王座統一戦、ノルディ・ウバーリ(仏)対井上拓真が始まる頃には、2万人以上の席は余すことなくびっしり埋まっていた。序盤、拓真の出だしは良かったが、体のフレームが大きく、テクニックのあるウバーリにペースを握られ、ズルズルと失点を重ねていき、初黒星となった。流れを変えられずフラストレーションのたまる展開が続いたが、それでも最終ラウンドに見せた拓真の猛反撃は次につながるものだと感じたし、拓真の意地を見た。拓真が試合後に、「兄の口から敵討ちの言葉が出たのは悔しい」というコメントが非常に印象的だった。元暫定王者の肩書きとなったが、バンタム級でベルトを奪い返し今度こそ笑顔を見せてほしい。

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