ロンドン五輪銅メダリストでプロに転向し、6戦全勝(6KO)と順調なキャリアを積んでいるOPBF東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(32=大橋)。17日に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル」でOPBF東洋太平洋同級10位の河村真吾(28=堺東ミツキ)を迎えて3度目の防衛戦を行う。プロ入り初のサウスポーとの対戦にも「まったく問題はない」と言い切った。
■ここまで6戦全勝(6KO)。長いラウンドを経験して順調なキャリアを積んでいますね?
清水 はい。長いラウンドも経験することができたし、だいぶキャリアを積むことができたかなと思っています。4戦目の相手がバッティングばかりしてきてペースを握られそうになったのが少しウザいなと思いました。ただ、僕もすぐに戦法を変えたので大丈夫でした。
※4戦目はノ・サミュング(韓国)の持つOPBF王座に挑戦し、5回TKOでタイトル奪取に成功した。
■プロ入り後、初のサウスポーとの対戦になりますが。
清水 そうですね。でも、アマチュアでサウスポーとも何度も試合をしてきているので今さら特に言うことはないです。まったく気になりません。試合はジャブが肝になってきますね。
■河村選手の警戒するところは?
清水 キャリアを積んでいる選手ですが、自分のやれることをしっかりとやって勝負するだけです。警戒するところというより、自分自身が納得できる動きができれば。
■先日、西日本豪雨で清水選手の実家である岡山県も被災しました。SNSで7月14日には実家に帰ったとアップしていました。
清水 実家がどうのような状況だったのか気になったので帰りました。うちは家族が無事だったのでそれだけでも幸せなことだな、と思います。帰って片付けの手伝いをしたいのですが、なかなかそういうわけにはいかないので…。