IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級12位の平岡アンディ(24=大橋)は、3月11日(木)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.76」のメインイベント、65.2kg契約8回戦で日本同級15位の木村文祐(33=JM加古川拳)と対戦する。
米国大手トップランク社と契約している平岡は、ラスベガスで2戦していずれもKO勝ちと存在感をアピールし、約1年8ヶ月ぶりに日本のリングに上がる。初のメインイベンターを務める平岡は、一度拳を交え完勝している木村に対してさらに差を見せると語った。
■自主興行のメインイベンターを務めるのは?
平岡 初めてですね。率直にうれしいですし、1年半以上ぶりに日本のファンに試合を見せられるので楽しみですね。
■木村選手とは一度、対戦しフルマークの判定勝ちをしています。その木村選手との再戦ですが、どのような気持ちで試合に臨むのでしょうか?
平岡 良いパフォーマンスを見せたいし、前回は倒せなかったのでどのように攻略していくか、前回以上の結果を出したいです。KOしたいです。
※2018年2月に対戦し判定勝ち
■木村選手と戦った感想を教えてください。
平岡 やりにくかったですね。あと、当時は映像を見ていませんでした。その時は相手に対してのイメージが固まるのが嫌だったから見ていなかったと思います。
■今は?
平岡 最近は準備して、試合映像を見て相手にどれだけ引き出しがあるのかを見ています。近藤戦の前から映像はよく見るようになりました。
※2019年7月に当時、世界ランカーの近藤明広(一力)と対戦し判定勝ち
■平岡選手は現在、日本ランキング1位で、OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィックのランキングでも上位ですが。
平岡 タイトルマッチをやりたかったですが、この状況で試合ができるだけでもありがたいことなので、今はいいかなと思います。
■現在の立ち位置については、どのように感じていますか?
平岡 海外でも試合をしているし、ベルトを獲ってこの先のステップにしたいですね。まずはベルトが欲しいです。チャンピオンになったら、すぐにその先にいける立ち位置だと思っています。もちろん、1勝して2コマ3コマ進める階級ではないのはわかっていますが、上を目指したい。