■同じ階級の日本王者の永田大士選手(三迫)やOPBF東洋太平洋王者の内藤律樹選手(E&Jカシアス)の存在は気になりますか。
平岡 そうですね。2人ともベルトを持っている選手で、今後対戦する可能性もあるので、動画を見たりしています。
■何歳で世界王者になるのが理想ですか?
平岡 当初は、24歳でと考えていたのですが、このような状況で試合が決まりにくいので仕方ないですよね。焦りはありません。
■今後は、どのような選手になっていきたいですか?
平岡 自分はハーフで、外国人の血が濃いと思われていますが、日本人であることに誇りを持っています。日本人として世界で活躍できる選手になりたい。
■大橋ジムは、次から次に強いホープが出てきます。同じジムとして刺激を受けるのではないですか?
平岡 はい。嫉妬とかはないですが、自分の置かれている状況を見直しています。この環境にいることがありがたいです。ここにいるからこそ伸びている。大橋ジムは、先輩も後輩もすごいのでただ、勝っていればいいわけではなくて内容が問われますから。1週間ごとに成長しているのを実感しますよ。
■次戦、ここを見てほしいというところは?
平岡 入場から全部見てもらってお客さんに楽しんでもらえたらと思います。近藤戦以来の日本のリングですが、完璧に仕上げて何かを残したい。総合的に強くなったところを見せたいです。
■では、最後に試合への意気込みをお願いします。
平岡 久しぶりの日本での試合になりますが、エキサイティングな試合ができればと思います。応援よろしくお願いします。
■どうもありがとうございました。
「ボクモバの目」
今やチャンピオンと肩を並べる実力者の平岡は変則ファイターの木村に対し、どのようなパフォーマンスを見せるのか?国内スーパーライト級においてタイトル戦をアピールするためにも内容が問われる。
<取材・構成/やすおかだいご>
<写真/>Kishimoto・Bobby>