[インタビュー]2026.10.14
野上翔は揺るがない! 王者の頭脳で田中将吾を封じる
日本・OPBF東洋太平洋フライ級王者の野上翔(26=RK蒲田)は、10月29日(木)、後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル162」のセミファイナルで、日本同級13位、OPBF同級2位の田中将吾(24=大橋)を迎えて日本王座2度目、OPBF王座初防衛戦に臨む。
見据えるのは、あくまで世界の頂点だ。田中を「クリアしなければいけない壁」と位置づけ、距離の支配とペース配分で王者の力を見せつけるつもりだ。勢いに乗って攻め込んでくる挑戦者を、野上はいかに迎え撃つのか。勝利への冷静な計算と拳への絶対的な自信を聞いた。
■田中選手の存在は意識したことはありましたか?
野上 今回の試合の前にもオファーが来たことがあるので、映像を見ていました。ただ、早く世界に行きたいので、そのためには決まった相手に勝っていくだけなので、相手は誰でもいいです。
■田中選手と富岡選手の試合はどのように見ましたか?
野上 富岡選手と引き分けですが、負けてはいないじゃないですか。田中選手に勝てば、ここを勝ったら統一戦と言われているけど、そこで差が生まれると思う。あまり気にならないというか。田中選手のことはアマチュア時代から知っていて、上手さとパワフルさがあるので距離を潰せるかなと思っていましたが、富岡選手が予想以上に強いなと思いました。
■田中選手とはアマチュア時代に絡みはありましたか?
野上 ないです。ただ、田中選手が高校生で自分が大学1年の時、拓殖大に体験練習で来た際に対人練習をしたことがあります。向こうの記憶はないと思いますが。
■映像は見ていると思いますが。
野上 はい。どの試合も特に変わったことはしていないというか。記者会見の時に「ダメなところが分かったので修正している」と話していましたが、そんな簡単に変われるのかなとも思いますし。どうぞ、入ってきてくださいという感じです。
■野上選手は、常々、「早く世界に行きたい」と言っていますが。
野上 この競技は長くはできないじゃないですか。プロボクサーをしているからには、目標である世界チャンピオンに早くなりたいし、早くチャンスをつかみたい。決まったら自信があるかないかではなく、勝つしかないですから。
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