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[世界戦記者会見]2026.7.20

世界王座を懸けた頂上決戦! 増田陸と比嘉大吾が激突

世界王座を懸けた頂上決戦! 増田陸と比嘉大吾が激突

 WBA(世界ボクシング協会)バンタム級王座決定戦、同級1位の増田陸(28=帝拳)対同級2位の比嘉大吾(30=志成)が20日、両国国技館で開催された「U-NEXT BOXING.6」のメインイベントで行われた。

 世界初挑戦で悲願の王座獲得を目指す増田と、4試合連続で世界の舞台に立った比嘉。日本ボクシング界を代表する実力者同士による一戦は、国内屈指の好カードとして大きな注目を集め、会場には試合開始前から張り詰めた空気が漂った。

 世界王座の行方はもちろん、今後のバンタム級戦線を占う重要な一戦として、多くのファンの視線が両者に注がれた。
増田陸(帝拳)が新王者!
 序盤から緊張感あふれる主導権争いを繰り広げた。サウスポーの増田はジャブと左ストレートを軸に試合を組み立て、比嘉はガードを固めながら距離を詰め、回転力を活かした連打とボディ攻撃で対抗。中盤以降も一進一退の攻防が続き、比嘉は偶然のバッティングで左目上をカットしながらも前へ出続けた。最終12回まで互いに持ち味をぶつけ合う白熱の接戦となり、採点は割れたものの判定で増田を支持。増田が世界初挑戦でWBA世界バンタム級王座を獲得した。
「比嘉選手はやりにくかった」
  12戦目で念願の世界王者に輝いた増田は、「とても重たいベルトで率直にうれしい」と、悲願の世界王座獲得の喜びをかみしめた。

 「相手が最後まで前に出てきてやりづらさがあった。ガードを上げて頭も低めで、自分から当てに行くのが難しかった。対策されていた。攻めてまとめてくるタイミング、その勘が鋭いと思った」と振り返ると、「右を上手く使って自分の距離を作ることを意識した。冷静に戦えたのが大きかった。プラン通りに戦えたが、一つ一つの技術にもっと磨きをかけないといけない。悪い癖が出てしまったところがあるので、まだまだ作り直さなくてはいけない」と、勝利にも課題を挙げた。
「自己採点は60点」
 自己採点を「60点」とすると、大和心トレーナーから「結構高いね」と笑い交じりに突っ込まれ、会見場は和やかな空気に包まれた。

 一方で、「倒して勝ちたかった。それに向けてのボクシングに反省点がたくさん見つかった。でも、これでスタート地点に立てた。このベルトの価値を上げて、一流のボクサーになりたい」と、新王者らしくさらなる飛躍を誓った。
「堤聖也選手と戦いたい」
 判定については、「判定を聞く前は、自分の中でも見栄えが悪い部分があったので不安はあった」と、ジャッジのコールを待つ心境を明かした。

 今後の展望については、「チャンピオンになれたので堤選手(堤聖也=角海老宝石=WBA世界バンタム級休養王者)とこのベルトをかけて戦いたい。リベンジという気持ちではなく、リマッチ。お互いにベルトを持った状態で戦うとどうなるのか個人的にも興味がある」と、統一戦への思いを口にした。
採点表

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