[試合後談話]2025.8.16
畑中建人が名古屋で健在ぶりを見せた!

元WBOアジアパシフィック・フライ級王者の畑中建人(27=畑中)が16日、名古屋市露橋スポーツセンターで開催された「SOUL FIGHTING」のメインイベントに出場。スーパーフライ級10回戦でディオネル・ディオコス(32=比)と対戦した。
畑中は父・畑中清詞会長が現役時代に何度も戦った思い出深い場所で、存在感をアピールすることができたのか?
序盤から畑中がジャブを軸にペースを掌握。相手のパンチをブロックすると、右ボディストレートを好打した。中盤から後半に入っても畑中は主導権を渡さず。タフなディオコスを攻め立てて完勝した。
相手に付け入る隙を与えず勝利した畑中だが、「試合を終えた選手から暑いと聞いていたので(スタミナの消耗を考えて)抑えたのと、相手のパンチにビビッてしまったところがあり、安全運転に徹してしまった。勇気がなかった」と、仕留めきれなかったことに反省の弁を述べた。
それでも「試合前にユーリさん(ユーリ阿久井政悟=倉敷守安)にアドバイスしてもらった細かい部分を意識しながら、これからも取り組んでいきたい」と次なる挑戦船への抱負を語った。
試合後、取材に応じた畑中清詞会長は「多分、私が出ていた以来だと思う。35年ぶりじゃないかな」と、露橋スポーツセンターでの開催を振り返った。さらに「いつ倒せるかと思っていたが、7ラウンドくらいからGOサインを出した。若い頃はもっとガンガン攻めていたが、メンタル的に何かあるのでしょう」と話すと、「スーパーフライ級に体がフィットしてきた。長いラウンドを戦えたのも勉強になったと思う」と述べた。今後は、もう少しテストマッチを重ねていく意向も示した。
今回のイベントは、畑中建人の再起2戦目をはじめ、ユース王座戦や最強挑戦者決定戦など見応えのあるカードが揃った。畑中会長は「また中日本が盛り上がる興行を目指したい」と意気込みを語った。
一方、力を出し切れず敗れたディオコスは、「右ボディストレートが効いた。畑中は良い選手だった」と苦笑いを浮かべながら、「今日は会場の暑さも影響した」と語った。
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