岩川美花!メヒコの17歳と世界王座奪還戦

　WBC(世界ボクシング評議会)アトム級暫定王者決定戦に臨むカミラ・サモラノ(17=メキシコ)と岩川美花(41=姫路木下)が日本時間の14日、決戦の地メキシコで前日計量を迎えた。

　約300人のメディアと関係者が集まる中、現地時間の13日(金)正午から計量が行われ、岩川はリミットを400グラム下回るの45.8キロ、サモラノはリミットの46.2キロでクリアした。

　計量を終えた岩川は、「明日はボクシング大国メキシコの雰囲気を楽しんで、全力を出し切りたい」と決意を語った。

　石津純一郎マネージャーは、「岩川は計量会場に向かう直前に日本から持参したヘルスメーターでは46.4キロだったが、(計量本番では)600グラム少なく出た。これもアウェイでのハンディだが、岩川がリラックスして調子を上げているので、跳ね返してくれると思う」と、コメントした。

　ちなみにWBCの女子タイトル戦は、女子固有の理由により、1ポンド(約450グラム)の許容範囲が認められている。