[試合後談話]2026.4.5
福岡で10年越しのリターンマッチ!

白銀ボクシングジム主催の「BOXER'S ROAD vol.5」が5日、福岡・福智町金田体育館で開催され、全8試合で熱戦が繰り広げられた。
ダブルメインイベントの女子アトム級8回戦では、WBC女子アトム級5位の葉月さな(41=白銀)がWBC同級4位の岩川美花(42=姫路木下)と対戦。ともに海外でのタイトル挑戦の経験もある中で、約10年ぶり(2016年3月に両者は初対戦)のリターンマッチとなった一戦に会場が固唾を飲んだ。
注目の一戦は、初回から前に出る葉月に対し、要所でストレート・フックを返して反撃する岩川が直ぐに追い上げるシーソーゲームとなった。揺れ動いたポイントが傾いたのは6回、葉月がギアを上げて上下に右ストレートを打ち分けてペースをたぐり寄せると、岩川との打ち合いにも一歩も引かず。的確にポイントを狙ってくる岩川を波状攻撃で押し返した。
試合後、怪我の手当てを終えた葉月は「最初は見栄えの良いパンチがあったので、ポイントがどうなってるか分からなかった。そこで自分から出てポイントを狙いに行った」と海外での経験を踏まえつつ、今日の試合を振り返り「(岩川選手は)ディフェンスが凄く上手だった。けれど効かせた瞬間も手応えであった。前の事は試合前にはあんまり頭になかったが、10年前よりはリングをしっかりと使えた。自分の10年間の努力が叶った試合だった」と笑顔がこぼれた。「これで世界ランクへのアピールにもなった。また世界の第一線でやりたい。世界チャンピオンを目指したい。ただ、やっぱりスパーの相手がいなかったりもして、難しかった所もあった。もっと色々な練習をして、もっと頑張りたい」とこれからの思いを強い決意で語った。
試合後に淡々と口を開いた岩川は「勝ったと思いました」と、その一言に思いを滲ませた。「やりたいこと、やってきた練習は試合で出せたかなと思ったが、やはり内容は納得いかない」とサバサバと振り返り、言葉を途切れさせた。再戦について「次はこちらの地元でやりたい」と、3度目の対戦へ火花を散らして会見を締めた。
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