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WBC(世界ボクシング評議会)チャンピオンの中谷潤人(27=M.T)とIBF(国際ボクシング連盟)チャンピオンの西田凌佑(28=六島)によるバンタム級世界2団体王座統一戦は、今夜※6月8日(日)20時ゴング予定。プライムビデオがライブ配信する。
近年、選手たちの実力が革新的にレベルアップしたと囁かれている日本ボクシング界だが、それを最も象徴する好カードがセットされた。公開練習や記者会見の場で取材に応じてきた両チャンピオンに、同じ質問を投げかけた。
プロ30戦全勝で決戦を迎える“ビッグバン”中谷とプロ10戦全勝の“ブラックホール”西田、これまでのキャリアを振り返って、一番印象に残っている対戦相手は誰かー。

中谷は間髪入れずに「ユーリ選手です」と、前WBA(世界ボクシング協会)世界フライ級チャンピオンのユーリ阿久井政悟(29=倉敷守安)の名前を挙げた。2人が対戦したのは、2017年8月23日に後楽園ホールで開催された日本ユース初代フライ級王座決定8回戦。試合前のボクモバユーザーの勝ち予想では、ほぼ互角だったが、ユーリが優勢という声も少なくなかった。ピーンと張り詰めた空気の中で始まった試合、6R2分1秒TKOで、中谷に軍配が挙がったのは記憶に新しい。

名伯楽、ルディ・エルナンデス トレーナーの秘蔵っ子は、今夜どんな戦い方を用意しているのかー。緊張感が高まってきた。

西田が真っ先に挙げたのが、2020年12月19日にエディオンアリーナ大阪で行われた大森将平(Woz→引退)戦。「試合前に勝てるイメージがわかなかった」と、当時を振り返ってくれた。ただ、中谷戦に関しては「今回はイメージができる」とキッパリ。中谷戦が決まってからは「挑戦者のつもりで戦う」と、繰り返し発言してきた西田だが、前日計量を終えた後にも「コンディションもいいんで、自信はあります」と、取材に答えている。
