井上尚弥・拓真・浩樹が軽井沢で合宿

　大橋ジムの井上ファミリー尚弥、拓真、浩樹の3名が2日、軽井沢合宿を終えた。今回のトレーニングには、井上真吾、八重樫東の両トレーナーが同行し、10キロのロードワークの走り込みと、台車を使った下半身のトレーニングなど、フィジカルの強化を行なった。

(井上尚弥選手との一問一答)

Q:3日間の合宿のテーマは?

井上尚弥:(試合の)1ヶ月半前という事で、テーマはスタミナとメンタルの強化です。

Q:八重樫トレーナーとはどのような話をしながら、合宿メニューを組んだのか?

井上尚弥:下半身、足腰の強化を中心に練習メニューを、八重樫さんに組んで頂きました。

Q:バトラー戦を意識した部分のメニューはあったのか?

井上尚弥:バトラー戦の為の特別なメニューはありませんが、12Rをフルで戦うための、スタミナとメンタルを強化出来ました。

Q:合宿の収穫は?

井上尚弥:試合まで40日になりますが、今回の合宿で、今は身体に最高の負荷が掛かっています。それだけ、今回の合宿は充実していました。

Q:体のどこか張ったりしている部位はあるか?

井上尚弥:全身です。走り込みや瞬発力の強化がメインでしたが、その中でも全身を使うトレーニングも多かったので、全身が張っている状態です。

Q:いつからジムワークを再開するのか?

井上尚弥:週明けの月曜日から、ジムワークを再開する予定です。

　WBA・WBC・IBFの3団体統一王者の井上尚弥(29)は、12月13日(火)に有明アリーナで、WBO王者のポール・バトラー(33=英国)と、4団体統一戦に臨む!

　尚弥の次戦の同日同会場で、弟の拓真はジェイク ボルネア(比)を相手に、55.5kg契約10回戦で対戦する。