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[前日計量]2026.10.2

栗原慶太vs富施郁哉! ベルトと世界への野心が激突!

栗原慶太vs富施郁哉! ベルトと世界への野心が激突!

日本バンタム級タイトルマッチ

 日本バンタム級タイトルマッチの前日計量が2日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の栗原慶太(33=KOD)と同級1位の富施郁哉(28=ワタナベ)が計量に臨んだ。

 強打を武器に王座を守る栗原と、世界王者とのスパーリングで磨きをかけて王座奪還を目指す富施。激戦区バンタム級の主役を懸けた注目の一戦は明日(3日)、後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT.48」のメインイベントで行われる。

栗原慶太(KOD)53.5�s
 初防衛戦に臨む栗原は、バンタム級リミットの53.5kgでパス。OPBF東洋太平洋王者時代にも何度も防衛戦を経験しているが、「防衛戦だからと慎重になり過ぎたところがあった。目の前の試合を勝ちに行くだけ」と、王者として守りに入ることなく、勝利だけを求めてリングに上がる。

「防衛戦だからいって慎重になり過ぎないこと」

 富施とはこれまでに何度かスパーリングで拳を交えており、「スピードがある正統派のサウスポー」と印象を語った。元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志氏が会長を務めるKOD LABに移籍して今回が2戦目。「内山さんのアドバイスは、自分にとって大きい」と、新たな環境で得た手応えを口にした。
「どんな形でも勝てばいい」
 WBO-APバンタム級王者の伊藤千飛(21=真正)が日本王座最強挑戦者決定戦にエントリーし、次戦で同級2位の辻永遠(26=KWORLD3)との挑戦者決定戦に臨む。来年のチャンピオンカーニバルで栗原への挑戦を熱望していることについて、王者は「評価の高い選手に名前を出してもらえるのは、うれしいこと」と受け止めた。

 今後の進路については、「当初は、ここを勝って返上することも考えていたが、世界ランキングからも外れたので、勝ってから陣営と話し合っていきたい」と説明。まずは富施との初防衛戦に集中する。

 「いろいろなパターンを準備してきた。勝てれば、どんな形でもいい」。豊富な経験と破壊力を誇る王者は、展開を問わず勝ち切る構えを示した。
富施郁哉(ワタナベ)53.4�s
 王座返り咲きを目指す富施は、100gアンダーの53.4kgで秤を降りた。「減量も最後までうまくいき、バッチリ仕上がった」と、充実した表情でベストコンディションをアピールした。

井上拓真(大橋)と40ラウンドのスパーリング

 この試合に向けて、WBC世界バンタム級王者の井上拓真(30=大橋)と40ラウンドのスパーリングを敢行。「パンチが当たらなさ過ぎて、拳を痛めないからバンデージを巻く意味があるのかなと思った」と話して記者の笑いを誘うと、「大橋ジムで強い選手と緊張感を持ってやれたので、良い経験になったし、勉強になることばかりだった」と大きな収穫を口にした。
「勝って世界を目指す」
 WBA世界バンタム級王者の増田陸(29=帝拳)、IBF世界スーパーバンタム級暫定王者のサム・グッドマン(27=豪)とも拳を交えてきた。「世界チャンピオンになった選手と戦ったことは、自信になっている」と、世界トップと積み重ねた経験を王座奪還につなげる。

 「日本王座は一度獲って、負けて、陥落後は辞めようとも思ったが、さらに上に行きたいと思ったから復帰した。ここを勝って世界を目指す」。再び立ち上がった富施が狙うのは、日本王座の先にある世界の舞台だ。
注目のバンタム級王座戦
 王者として新たな道を切り開こうとする栗原と、再起を決断して頂点への歩みを進める富施。譲れない思いを背負った2人が、日本バンタム級のベルトを懸けて後楽園ホールのリングで拳を交える。

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