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WBC(世界ボクシング評議会)世界バンタム級王者の井上拓真(30=大橋)と那須川天心(28=帝拳)が26日、東京ドームホテルで前日計量に臨んだ。
約10ヶ月ぶりの再戦は27日(日)、都内のTOYOTA ARENA TOKYOで開催される「Prime Video Boxing 16」のメインイベントで行われる。

10ヶ月ぶりの再戦を前に、王者は万全の仕上がりを強調し、挑戦者は独自の言葉で雪辱への思いを語った。

「“那須川天心”を倒すだけ」
100gアンダーの53.4kgで計量を終えた井上は「気持ちもボクシングも、すべてにおいて完璧に仕上がった。不安はない。やるだけ。向こうはリベンジに相当な気持ちで来ると思うが、絶対に負けられない。“那須川天心”を倒すだけ」と穏やかな表情ながらも、語気を強めた。
計量後に握手を交わし「お互いにリスペクトを持っている」と話す一方で、王者としての心境については「チャンピオンには失うものがある。常に崖っぷちの気持ちを持っている」と言葉に力を込めた。
「兄が心強かった」
今回の準備では、兄で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(33=大橋)もトレーニングやメンタル面で支えたという。「一緒に追い込んで、サポートしてくれた。心強かった」と感謝した。

「“幻想”をかき乱したい」
一方、バンタム級リミットの53.5kgで計量をクリアした那須川は、今回のテーマに″ロック″を掲げ、「ロックに正解も不正解もない。自分のエネルギーを相手と、見てくれる人にぶつける」と意気込みを語った。
「心技体に整えた」
「心技体を整えてきた。向こうは自信があるんだろうけど、『見とけよ』という思い」と王者に対抗心を示した。
井上との因縁については「チャレンジャーとして受け入れる。俺が主人公だし、自分の人生を生きているだけ。皆それぞれの人生の主人公。お前は主人公じゃないのか、と思う」と那須川らしい言葉を続け、「“幻想”をかき乱したい」と宣言した。
さらに、帝拳ジムの仲間にも触れ、「松本と坪井からバトンをつないでもらう。大きなバトンとして受け取って、帝拳ジム100周年をかましてやりたい」と意気込んだ。

■検診結果
WBC世界バンタム級タイトルマッチ
王者:井上拓真(30=大橋)
血圧 : 129/84mm/hg
脈拍 : 63/min
体温 : 36.0℃
挑戦者:那須川天心(28=帝拳)
血圧 : 119/78mm/hg
脈拍 :66 /min
体温 : 36.7℃

■試合オフィシャル
▼レフェリー :マイク・グリフィン(カナダ)
▼ジャッジ :デビッド・サザーランド(米国)
▼ジャッジ:ネイサン・パーマー(米国)
▼ジャッジ:ファン・カルロス・ペラヨ(メキシコ)
▼立会人:マウリシオ・スライマン(メキシコ)





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