[高校総体]2026.8.10
矢吹正道の長女・佐藤夢月がインターハイ制覇!

第80回全国高等学校総合体育大会(インターハイ)ボクシング競技の決勝戦が10日、京都・山城総合運動公園(太陽が丘)で行われ、IBF(国際ボクシング連盟)フライ級王者の矢吹正道(34=緑)の長女・佐藤夢月(若宮商業・1年)が女子ライトフライ級で優勝した。
佐藤は昨年までJCL(ジュニア・チャンピオンズリーグ)を4連覇。高校進学後、初めて迎えたインターハイの大舞台でも持てる力を存分に発揮し、全国の頂点に立った。
佐藤は「インターハイ前のラストスパーがダメダメだったりして、不安と期待に潰されそうになって、初めて逃げたいと思いました。自分でも何をしたらいいのかわからないぐらいメンタル的に追い込まれました。ただ、パパがモチベーションを上げてくれて、嫌だった期待を力に変えて、1試合ごとに強くなりました。インターハイ前にハプニングがあったからこそ、自分でも感動しました。不安の涙からうれしい涙に変わって、さいっっこうな気分です!」と、重圧を乗り越えてつかんだ優勝を喜んだ。
「心からおめでとうと言いたい」矢吹正道
父の矢吹は「今大会、長女の階級は国際大会に出ている選手や全国優勝者が多数いて、総合的に劣っているのはわかっていたが、試合前日に長女の持っている引き出しを使って勝てるように相手対策を考えて、戦わせました。わずか10〜15分程度のミットやマスボクシングで試合で実行できたのは、本当にすごいことだと思う。スパーリングもミット打ちも週に1回あるか、ないかの環境の中、プレッシャーもすごくあったと思いますが、心の底から「おめでとう」と言いたい」と、娘の奮闘を称えた。
JCL4連覇で培ってきた経験を高校ボクシングの舞台でも結果につなげた佐藤。大きなプレッシャーを乗り越え、1年生でインターハイ王者の称号を手にした。
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