[記者会見]2026.3.30
東京ドームで再起へ。武居由樹「崖っぷち」からの逆襲宣言
前WBO(世界ボクシング機構)バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)は30日、横浜ベイシェラトンで開かれた記者会見に出席し、次戦に向けた意気込みを語った。
武居は、5月2日(土)、東京ドームで開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING」のセミファイナル、スーパーバンタム級8回戦で、WBAアジア・スーパーバンタム級王者のワン・デカン(26=中国)と対戦する。
昨年9月にクリスチャン・メディナ(25=メキシコ)に敗れて王座を陥落した武居にとって、再起戦となる。
再起か、それとも――。東京ドームという大舞台で、元世界王者が自らの価値を問い直す。敗北の悔しさを抱えたままでは終われない。武居が選んだのは、逃げ場のないセミファイナルのリングだ。階級を上げ、相性の難しい相手と対峙する一戦は、単なる復帰戦ではない。キャリアの行方を占う、分岐点となる。
マイクを握った武居は「情けない姿を見せて、ずっと悔しい思いで過ごしてきた。崖っぷちなので、次を勝たないと前に進めない。負けたら取り返しがつかない。勝ちに徹する」と、背水の覚悟を口にした。
対戦相手については「体が大きくてタフで、要所にテクニックを見せる」と警戒。その上で「東京ドームのセミファイナル。リングに上がったら元世界チャンピオンのプライドを見せて倒しにいく」と力強く言い切った。
主戦場だったバンタム級からスーパーバンタム級へと階級を上げて臨む一戦となるが、今後については「この試合が終わってから、会長や八重樫さんと話し合って決めていきたい」とした。
大橋秀行会長は「バンタム級も動きがあって面白いが、減量はきつそう。この試合後に方向性を考えたい」とコメントした。
調整面では、K-1時代から指導を受ける「パワーオブドリーム」の古川誠一会長とのミット打ちで手応えを掴んでいる。武居は「感覚が戻ってきた。最近はパワーに頼り過ぎていた。古川会長から『パワーで倒しに行っている。タイミングで打つこと』と言われた」と振り返り、「古川会長のミットと八重樫さんの戦略で、成長した姿を見せたい」と語った。
八重樫東トレーナーは「武居のボクシングは変えない。相手は相性が良いとは言えず、一筋縄ではいかない。思い通りにいかない展開でどう対応するかを見たい。伸び伸び戦ってほしい」と期待を寄せた。
また、4月11日(土)にはキックボクシング時代からのライバル、那須川天心(27=帝拳)が再起戦としてWBC世界バンタム級挑戦者決定戦に臨む。武居は「お互いに負けたら終わり。ライバルとして頑張ろうという気持ち」と語った。
「昔からプレッシャーを力に変えてきた。東京ドームのセミファイナルとして、しっかり仕事をする」。
再起を懸けた一戦で、元王者の真価が問われる。
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