[記者会見]2025.11.21
坪井智也vsカルロス・クアドラス!3戦目で元世界王者と激突へ
WBO(世界ボクシング機構)バンタム級14位の坪井智也(29=帝拳)と元WBC(世界ボクシング評議会)スーパーフライ級王者で、現在同級1位のカルロス・クアドラス(37=メキシコ)が21日、東京ドームホテルで記者会見に臨んだ。
試合は11月24日(月・休)、TOYOTA ARENA TOKYOで開催される「Prime Video Boxing 14」のスーパーフライ級10回戦として実施される。
キャリア3戦目で大舞台に挑む坪井、そして10年ぶりの日本リングに立つクアドラス。対照的な2人による注目カードに、会見場の熱量も高まった。
わずか3戦目で元世界王者と拳を交える坪井は、表情に緊張よりも高揚感を滲ませた。「スパーリングパートナーにも恵まれて、良い練習ができた。相手は実績、スピード、テクニック、すべてが揃った強い選手。手合わせするのがとても楽しみで、ワクワクしている」。
さらに、プロキャリアで浮き彫りとなった改善点にも触れ、「ここ2戦で見えた課題を克服して戦いたい」と、成長への意欲を語った。3戦目での世界級テスト、勝てば一気にタイトル戦線が見えるだけに、気迫十分で会見に臨んだ。
一方、2015年11月の仙台での世界戦(江藤光喜戦)以来、10年ぶりの日本リングとなるクアドラスは笑顔で語った。「10年ぶりに日本に戻ってくることができてうれしい。(坪井は)アマチュア経験があるが、プロとしての経験は私の方が上。彼のような若い選手と試合ができるのは歓迎だ」。
さらに、練習の仕上がりにも自信を見せ、「コンディションは非常に良い」と引き締めた表情を見せた。
会見の終盤には、流暢な日本語で「私、強い、格好いいデス」とおどけてみせ、会場から温かい笑いが起こる場面も。ベテランらしい余裕と遊び心が伝わる瞬間だった。
経験と技巧を誇る元世界王者クアドラスに、勢いと潜在能力で挑む新鋭・坪井。帝拳ジムが満を持して送り出すホープは、世界で名を馳せた技巧派を相手にどのようなパフォーマンスを見せるのか。
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