[収録]2025.10.17
比嘉大吾が引退から一転「保留」へ

WBA(世界ボクシング協会)バンタム級2位の比嘉大吾(30=志成)が17日、都内のWOWOWスタジオで行われた「エキサイトマッチSP」の収録に臨んだ。
7月30日(水)にWBA世界バンタム級正規王者アントニオ・バルガス(29=米)へ挑戦したが、激闘の末に引き分け。惜しくもタイトル奪取はならなかった。試合後には「引退」を口にしたが、この日は「進退は保留で…」と語り、進退を再考する姿勢を見せた。
放送・配信日:10月20日(月)午後9:00
エキサイトマッチSP
「アントニオ・バルガスvs比嘉大吾」「エリク・ロサvs高見亨介」
(WOWOWライブ)(WOWOWオンデマンド)
「朝起きて、気がついたら夕方で、一日中、本当に何もしていない」。試合後、一切練習をしていないことを明かした比嘉。燃え尽きたような言葉に、どこか解放感すらにじませた。
心が揺れる
この日は時間差で収録に臨んだWBA(世界ボクシング協会)ライトフライ級王者・高見亨介(23=帝拳)と対面。撮影後、比嘉は「ベルト、いいなぁ」とポツリと漏らした。しかしその直後、「高見君はこれから練習みたいだが、自分はしなくていいので、ホッとしている」と苦笑いを浮かべた。今は、あの厳しいトレーニングに戻る気力が湧かないようだ。
それでも、完全に背を向けたわけではない。「引退は…、保留で」と語る表情には、まだどこか未練が見えた。
海外メディアはノニト・ドネア(比/米)の対戦相手として名前を報じた
海外メディアでは9月、WBA世界バンタム級暫定王者ノニト・ドネア(42=比/米)の次戦候補として比嘉の名が浮上。本人は「自分は何も聞いていないので…」と困惑しながらも、宮古島滞在中に届いた多くの連絡に心がざわついたという。
「あらためて世界戦のファイトマネーはすごいなと。4回連続(4戦連続の世界挑戦)はないですよね?」と笑いながら記者に問いかけた。比嘉の進退は保留。しかし、その揺れる心が再び拳を握らせる日が来るかもしれない。
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