[試合決定]2025.10.16
葉月さながメキシコ決戦へ! 3度目の世界挑戦
白銀ボクシングジムは16日、WBC(世界ボクシング評議会)アトム級6位の葉月さな(41=白銀)が、現地時間10月25日(土)にメキシコ・エルモシージョで、同級暫定王者カミラ・サモラノ(17=メキシコ)に挑戦することを発表した。
葉月にとっては、3度目の世界挑戦となる。
前戦からわずか51日というタイトなスケジュールでの挑戦。9月5日に松田恵里(31=花形)に判定で敗れた直後も、葉月は1週間で練習を再開した。10月に入ってチャンピオン陣営から突然オファーが届き、迷うことなく受諾したという。
「断る選択肢は無い」
「当初、挑戦予定だった選手が出られなくなり、他の選手も断って、最後に私のところへ話が来たみたいです。チャンスが来て断る選択肢は無い。待っていてもチャンスは来ない。数秒考えて即決しました」と静かに闘志を燃やした。
サモラノは、6月に岩川美花(42=姫路木下)との暫定王座決定戦を制し、17歳で王座を獲得した新鋭。アマチュア出身らしい、きれいなボクシングが持ち味だ。
葉月は「リーチが長くてきれいなボクシングをする選手。倒そうとすると力んでしまうので、手数で勝負したい。どちらがリングを支配しているかを、しっかりジャッジに印象づけることが大事」と冷静に分析した。
今回が26戦目となる葉月は、これまでメキシコ、コスタリカ、ドイツ、タイと海外経験も豊富。アウェーの戦いにも慣れている。「こうした代理挑戦のような状況じゃないと、私にはなかなかチャンスは回ってこない。本当にありがたい。必ずベルトを持ち帰ります」と力強く語った。
敗戦を経てなお挑戦をやめない41歳。キャリアのすべてを懸けたメキシコ決戦で、葉月が悲願のベルト奪取を果たす瞬間を期待したい。
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