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[記者会見]2025.9.12

4歳下の挑戦者ヒメネスを迎える武居由樹!

WBO世界バンタム級タイトル戦

　トリプル世界戦が開催される「NTTドコモ presents Lemino BOXING」のセミファイナルで、3度目の王座防衛に臨むWBO世界バンタム級王者の武居由樹(29=大橋)と同級1位のクリスチャン・メディナ・ヒメネス(25=メキシコ)が12日、名古屋市内のホテルで会見を行い、それぞれに意気込みを語った。

　武居にとっては3度目の防衛戦だが、実質的には追われる立場で臨む、初の防衛戦と考える向きもある。武居はこれまで元世界王者と元ムエタイ絶対王者の挑戦を退けてきたが、世界戦で年下の選手と拳を交えるのは今回が初めてだ。

　この試合で武居は、追われる立場となったことを改めて実感することになる。　　

　試合は9月14日(日)、名古屋IGアリーナで行われ、Leminoが独占生配信する。

「チャンピオンとしての格の違いを見せる」

　会見の冒頭、大橋秀行会長は、「武居はここをクリアしたら、来年いろいろな景色が見えてくる。負けられない試合」と、指名戦をクリアした先のビッグマッチに期待を寄せた。

　この日、ヒメネスと初対面した武居は、「コンディションが良さそうで気合いが入っている」と印象を語ると、今はこの試合のことしか考えられない。WBOチャンピオンとして格の違いを見せる。武居由樹らしい試合を見せたい」と代名詞であるKO決着を約束した。

八重樫東トレーナー

　八重樫東トレーナーは、「メディナはメキシコ人らしく好戦的な選手。公開練習で見た時、映像よりスピードがあるのを感じた。そこを警戒している」と語った。

「9月14日は必ず勝つ」ヒメネス

　世界初挑戦のヒメネスは、「武居はとてもパワフルで良い選手。西田(西田凌佑)に負けてから努力を続けてきた。あの試合は私にとって学びとなった。世界チャンピオンになる時が来た。9月14日は必ず勝つ」と言葉に力を込めた。

　ラファエル・グスマントレーナーは、「相手はとても危険なボクサー。リングに上がった時から注意を払わないといけない」と武居の強打を警戒した。

　写真撮影の後は、ガッチリと握手を交わして健闘を誓い合った。

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