[試合後談話]2025.9.5
松田恵里vs葉月さな! 7年ぶりに再戦!

前WBA(世界ボクシング協会)・WBO(世界ボクシング機構)アトム級統一王者の松田恵里(31=花形)とWBC(世界ボクシング評議会)同級6位の葉月さな(41=白銀)が5日、後楽園ホールで開催された「KADOEBI.3&DANGAN」女子アトム級8回戦で拳を交えた。
2018年8月以来、7年ぶりのリマッチ(前回は松田の判定勝ち)に注目が集まった。
序盤、サウスポー松田が前の手でコントロールしながら、スピードを活かした攻撃を披露。葉月は単発の右ストレートを決めて対抗した。4回、松田は偶然のバッティングで左目下を腫らしたが、下がることなく左ボディアッパーを好打。6〜7回、葉月はプレスをかけてボディ攻撃で追い上げたが、8回、松田が距離を詰めて、回転力を活かした連打で攻め切った。
昨年11月の世界戦以来の再起戦を飾った松田は、試合後のフラッシュインタービューで、「再起戦はあえて、強い相手を選んだが、葉月選手はやっぱり強かった。戦ってくれて感謝している」と答えた。
試合後、松田は「相手を下がらせることと、強いパンチを打つといった練習でやってきたことを出せたのが収穫。3ラウンドから前(ショートレンジ)で戦ってもいいかなと切り替えることができた。もっとポイントを取っているかと思ったが、一人ドローがいたので、まだまだですね」と冷静に振り返った。
花形ジムに移籍して再出発した松田は、「新しいチームで良い状態で仕上げることができた。試合中の指示もよく聞こえた」と話し、「もう一度世界チャンピオンに返り咲く。そして、海外で勝つ」と言葉に力を込めた。
一方、悔しい敗戦となった葉月は「勝ち負けよりも、最終ラウンドに攻め込まれてしまったのがダメだった。右ストレートに手応えを感じたが…。悔しいですね」と唇を噛み締めた。
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