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戸高秀樹ジム主催の「第50弾ザ・グレイテストボクシング」が1日、後楽園ホールで行われ、全8試合で熱戦が繰り広げられた。
第5試合バンタム級6回戦では、望月太朗(37=松本ACE)と石井直輝(23=戸高)が激突。
昨年11月に10年半ぶりにカムバックした望月が会場を大いに盛り上げた。
第5試合バンタム級6回戦では、望月太朗(37=松本ACE)と石井直輝(23=戸高)が激突。
昨年11月に10年半ぶりにカムバックした望月が会場を大いに盛り上げた。

12年半ぶりの勝利!
序盤は石井がジャブからワンツーにつなげて、ペースを掌握。3回にワンツーで効かせて一気に仕留めに行くが、ここを耐えた望月は左ボディで止めると、前に出て左フックで反撃。その後は、どちらが倒れてもおかしくない壮絶な打撃戦を展開。5回、望月は石井をロープに詰めて、怒涛の連打でレフェリーストップに持ち込んだ。
12年半ぶりに勝利を手にした望月は静かに微笑み、勝利の味を噛み締めた。
12年半ぶりに勝利を手にした望月は静かに微笑み、勝利の味を噛み締めた。

「ここまで長かった」
試合後、望月はすぐさま会場を離れ、特急で長野県松本市の自宅に戻った。
電話取材に応じた望月は、「1〜2ラウンドは様子を見てしまう癖が出たが、3回から気持ちを切り替えた。ボディが効いているのがわかったので、徹底的に攻めた。今回負けたら辞めないといけないと思っていた。ここまで本当に長かった…。勝てて本当に最高です!」と喜びを語った。
電話取材に応じた望月は、「1〜2ラウンドは様子を見てしまう癖が出たが、3回から気持ちを切り替えた。ボディが効いているのがわかったので、徹底的に攻めた。今回負けたら辞めないといけないと思っていた。ここまで本当に長かった…。勝てて本当に最高です!」と喜びを語った。

後輩の活躍を見てカムバックを決意
2014年4月の試合後、仕事の多忙さから練習時間を確保できなくなり、現役引退を決意。その後はジムのサポート役として、週1〜2回の練習相手や会員のミット持ちなどを続けてきた。
心境の変化があったのは昨年のことだ。「セコンドとして、高熊君(高熊龍之介)や二葉君(二葉恒輝)がどんどん強くなっているのを見て、自分もまたやりたくなったが、年齢のことがあり半ば諦めていた。しかし、定年制(※元王者や日本ランカーら特例を除き、37歳に達したプロボクサーはライセンス失効となり、強制的に引退となるルール。しかし、2023年7月に定年制度は撤廃された)がなくなったのを聞いて」とカムバックを決意。
昨年1月から本格的にジムワークを再開した。
心境の変化があったのは昨年のことだ。「セコンドとして、高熊君(高熊龍之介)や二葉君(二葉恒輝)がどんどん強くなっているのを見て、自分もまたやりたくなったが、年齢のことがあり半ば諦めていた。しかし、定年制(※元王者や日本ランカーら特例を除き、37歳に達したプロボクサーはライセンス失効となり、強制的に引退となるルール。しかし、2023年7月に定年制度は撤廃された)がなくなったのを聞いて」とカムバックを決意。
昨年1月から本格的にジムワークを再開した。

松本ACEジムのベテランに注目!
昨年11月に復帰戦に臨んだが3回TKO負けを喫し、今年3月も判定負けだった。その後、練習と準備を重ねて迎えた復帰3戦目。「ずっと立ちたかった場所だった」。11年ぶりの後楽園ホールで勝利した。
今後の目標を聞かれた望月は「ここまで来たら、A級(8回戦)を目指します!」と力強く語った。
今後の目標を聞かれた望月は「ここまで来たら、A級(8回戦)を目指します!」と力強く語った。