岩川美花とサモラノがキレのある動きを披露

　WBC世界アトム級暫定王座決定戦で対戦する地元出身のカミラ・サモラノ(17=メキシコ)と、日本から30時間かけてメキシコ入りした岩川美花(41=姫路木下)が日本時間の12日、50人を超えるメディアとファンに練習を公開した。

　この日の公開練習で、シャドーを1ラウンドとミット打ちを2ラウンド披露した両選手は、それぞれキレのある動きを見せて、ファンの期待を高めた。

　江口啓ニトレーナーによると、地元の期待を背負いながら、世界初戴冠の最年少記録を目指している17歳のサモラノに関して、「パンチがありそうだが、減量が苦しいように見えた」とのこと。日本時間の15日までの最終調整が明暗を分けそうだ。