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WBOアジアパシフィック(WBO-AP)スーパーフェザー級チャンピオン渡邊海(22=ライオンズ)が26日、東京ドームシティ blue-ing! で、同級4位の齋藤麗王(27=帝拳)と会見を開き、7月31日(木)に後楽園ホールで対戦することを発表した。試合はLeminoがライブ配信する。
会見の冒頭、「フェニックスバトル」を主催する大橋秀行会長は、「ライオンズジムの渡邊と、レオ(麗王)のライオン対決!」と、激しい攻防戦に期待を寄せた。

昨日、WBO世界ランキング11位に入った渡邊は、「気合が入った。(ランキングを)上げていって、チャンピオンに挑戦できるように持っていきたい。負けたら(ランキングが)落ちるんで勝ちにいく。挑戦者の気持ちで、相手を潰す気持ちでいきます」と、緊張感を持って、会見に臨んだ。
挑戦者の齋藤に関しては、「てすごい攻撃力、打たれ強さもある」と、警戒心を強め、「これから合宿を重ねて、スパーリングで、しっかり仕上がった状態でリングに立ちたい。KOは意識せず、12ラウンド戦うスタミナをつけて戦う」と、意気込みを語った。
今月28日には、力石政法(大橋)が世界挑戦することには、「刺激をもらいたい」と、気持ちを高めた。

齋藤は、「テーマは、挑む、奪う。ライオン対決にちなんで、噛み付く、噛み砕く。楽しみにしていてください」と、静かに闘志を燃やした。
直近の試合も含めて、チャンピオンの試合を観戦したという挑戦者は、「足があって、距離が遠くて、嗅覚も優れているので、危険視しなきゃいけない部分はわかりやすい。勝つために何をやるか、それだけ。100%の状態を出せるように取り組んでいきます」と、しっかり対策して試合に臨む。
KO率の高い両選手の対決だが、「KOは狙ってない」と、述べるに留め、KO決着はあくまでも結果論との考えを示した。
タイトル挑戦のタイミングに関しては、昨年の1月に黒星を喫したことに言及した上で、「精神面も成長した」との認識を示した。
日本やアジアのタイトルボールダーが多い帝拳ジムに所属しているとあって、同世代の同門チャンピオンの松本流星や那須川天心の名前を挙げて、「刺激になっている。絶対に追いつきたい」と、勝利への執着を前面に押し出した。