試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBO(世界ボクシング機構)世界ライトフライ級新チャンピオンに輝いた岩田翔吉(28=帝拳)が15日、東京ドームホテルで会見を開き、自身2度目の世界挑戦で夢を叶えたことを報告した。
きっちり仕留めた岩田翔吉(帝拳)
2度のダウンを奪う圧勝劇で戴冠した岩田は、「獲った時は実感がなかったが、少しずつ(実感が)湧いてきた。やろうとしていたことが、しっかりとハマった。1〜2ラウンドは様子を見て、焦って前に出てきた時に、右アッパー。イメージ通りに戦えた」と、冷静に試合を振り返った。
WBO世界ライトフライ級新チャンピオン
コンビを組む粟生隆寛トレーナーは、「僕が担当している選手が初めて世界チャンピオンになってうれしい。相手は運動量が多いので、自由に動かせない作戦を立てた。合格点を与えたい」と語った。
「矢吹選手とやったらKO決着になる」
試合後、リング上でIBF(国際ボクシング連盟)同級王者の矢吹正道(32=LUSH緑)との王座統一戦を熱望した。岩田は「自分とはタイプが違うので、実現したらKO決着になる。ファンが望んでいると感じるので、試合をやりたい」と言葉に力を込めた。
「迫力のある試合を見せていく」
「この階級で防衛戦や王座統一戦をやっていきたい。軽量級だが、迫力があるボクシングを見せていきたい」。岩田は、ライトフライ級で唯一無二の存在を目指す。