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松田ジム所属の宮澤蓮斗(21)は、4月25日(木)に後楽園ホールで開催される「Lemino BOXING フェニックスバトル114」のセミファイナルで、佐伯侑馬(21=大橋)と空位の日本ユース・ミニマム級王座を争う。
2021年7月にデビューした宮澤は、高い攻撃力を武器に着実にキャリアを重ねて、A級初戦でユース王座に挑む。拳を交える佐伯は、豊富なアマチュアキャリアを持つ技巧派サウスポーだ。勝てば、ベルトとランキング入りが約束される一戦だ。
名古屋の"老舗"松田ジムの新鋭は、王座獲得に静かに闘志を燃やした。
2021年7月にデビューした宮澤は、高い攻撃力を武器に着実にキャリアを重ねて、A級初戦でユース王座に挑む。拳を交える佐伯は、豊富なアマチュアキャリアを持つ技巧派サウスポーだ。勝てば、ベルトとランキング入りが約束される一戦だ。
名古屋の"老舗"松田ジムの新鋭は、王座獲得に静かに闘志を燃やした。
「勝てばおいしい試合」
宮澤は、「自分はまだ経験が浅い。組まれた試合を勝っていくだけだったが、ユース王座戦はやれたらと思っていた。なので、話が来た時は気合いが入った」と胸を躍らせた。
「相手はアマチュアキャリアがあり、自分よりテクニックは上。しかし、勝てばおいしい試合。自分を信じてやり抜くだけ。気持ちは自分の方が強い」と気持ちを高めた。
「相手はアマチュアキャリアがあり、自分よりテクニックは上。しかし、勝てばおいしい試合。自分を信じてやり抜くだけ。気持ちは自分の方が強い」と気持ちを高めた。
17歳でボクシングを始めた
4人兄弟の2番目で、全員が男兄弟という環境の中で育った宮澤は、小学3年から高校1年まで野球をしていたが、長男の友人が格闘技をしているのを見て、「自分もやりたくなった」と野球部を退部。高校も中退して「自分は体が小さかったので、階級制があるボクシングを選んだ」と、17歳でボクシングを始めると、アマチュア経験は積まずに1年後にプロデビューした。
憧れのボクサーは、WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級1位の岩田翔吉(28=帝拳)。「雰囲気やファイトスタイルが好きで、ヒョウ柄のトランクスも真似をさせてもらっている」。
憧れのボクサーは、WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級1位の岩田翔吉(28=帝拳)。「雰囲気やファイトスタイルが好きで、ヒョウ柄のトランクスも真似をさせてもらっている」。
松田ジム若手ボクサーが急成長!
2023年全日本スーパーバンタム級新人王の武藤涼太(写真左/19)やB級ボクサーの犬塚音也(写真右/21)といった同門と切磋琢磨している。「自分にとって同世代の2人の存在は大きい」。かつて2人の世界チャンピオン(畑中清詞、薬師寺保栄)をはじめ、幾多のチャンピオンを輩出している松田ジム。現在は、10代から20代前半の選手が所属しており、昨年の全日本新人王決定戦では武藤がMVPを獲得。着実に結果を残している。
「明確に勝つ」
宮澤は、「どっちが勝ったんだという内容ではなくて、明確に勝つ」と意気込んだ。昨年12月に結婚し、6月には長女が誕生する。「家族のためにも、絶対に負けるわけにはいかない」と、一家の主としての自覚を示した。
俺が勝つ!
スピードとチャンスを逃さない嗅覚。そして、アウェー戦でも物おじしない強心臓が魅力で、9戦中6戦がサウスポーとの対戦と、苦にしていないのも強みだ。後楽園ホール初登場の宮澤に注目だ。