[試合後談話]2025.8.16
宮澤蓮斗のWBC世界ユース挑戦はまさかの結末

前日本ユース・ミニマム級王者の宮澤蓮斗(22=松田)が16日、名古屋市露橋スポーツセンターで開催された「SOUL FIGHTING」のセミファイナルで、IBF(国際ボクシング連盟)同級4位のイアン・アブネ(比)と空位のWBC世界ユース・ミニマム級王座を争った。
昨年9月以来の再起戦で、世界ランカーと拳を交えた宮澤のパフォーマンスに注目が集まった。
宮澤は、サウスポー・アブネの左ストレートをバックステップで外すと、ジャブから丁寧な組み立て。宮澤は前後の動きを意識しながら戦うのに対し、アブネは圧力を強めながら左を強振した。3回に偶然のバッティングで宮澤は鼻柱、アブネは前頭部をカット。その後も何度も頭がぶつかると、4回に宮澤は右目上をカット。傷が深いためレフェリーは試合続行を許さず。既定のラウンドに達していないため、負傷引き分けでタイトルは空位のままとなった。
試合後、取材に応じた宮澤は、「思っていたより左ストレートが伸びてきたが、2ラウンドからは見えていた。もっと戦いたかった」と、負傷引き分けという結果に納得はしていないようだった。
一方、アブネは「このような結果になって、ガッカリしている。宮澤はパンチが的確でスピードがある選手だったが、ポイントは自分が取っていた」と強がり、「また日本で試合がしたい」と再来日を希望した。
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