[試合後談話]2024.12.8
フライ級挑戦権を懸けて神戸で熱戦!

日本フライ級最強挑戦者決定戦、同級1位の小坂駿(29=SUN-RISE)対前日本王者で同級2位の永田丈晶(26=協栄)の一戦が8日、神戸芸術センターで開催された「SENRIMA SUPER FIGHT vol.71」のセミファイナルで行われた。
王者の飯村樹輝弥(26=角海老宝石)への挑戦権を獲得したのはーー。
サウスポー永田がプレスをかけながら、左ストレートで先制。小坂は左構えにスイッチすると、アッパーで迎え撃った。3回になると、永田のエンジンがさらに加速する。左ボディストレートを徹底すると、上下に打ち分けポイントを加点。小坂も足を止めて打ち合ったが、永田は最後まで勢いを止めなかった。
激戦を制した永田は、「最初は上(顔面)のパンチが当たらないので、ポジションを意識しながら、ボディ攻撃で徹底的に(体力を)削った。勝てて本当にうれしい」と笑顔を見せ、「昨年はタイトルを獲ったが、その後は2連敗。今年は立て直すことができた」と、2024年を振り返った。
来年のチャンピオンカーニバルで飯村に挑む。永田は「(飯村選手は)1月にOPBF王座決定戦に出るみたいなので、勝ってそれも懸けてくれたら最高。自分は飯村選手に勝つことしか考えていない」と、リベンジと王座奪還を強く誓った。
一方、小坂は「相手は予想通りの動きだったが、自分が上回ることができなかった。足を使うと調子づかせてしまうので、打ち合ってサイドに回った。攻めた時に足で距離を外されたのが想定外」と、悔しさを滲ませた。
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