試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
WBO(世界ボクシング機構)世界バンタム級王者の武居由樹(28=大橋)が24日、都内のホテルで開かれた記者会見を開き、 12月24日(火)に有明アリーナで、2度目の防衛戦に臨むことを発表した。
対戦相手は現在交渉中で、大橋秀行会長によると、挑戦者は外国人選手で近日中に発表予定。
対戦相手は現在交渉中で、大橋秀行会長によると、挑戦者は外国人選手で近日中に発表予定。
「次は派手に倒す」
今年5月にジェイソン・マロニー(33=豪)、9月に比嘉大吾(29=志成)と大激戦を繰り広げた武居は、「今年は激闘が続いたので、次はバチッと倒したい。自分らしい試合ができていないので、次は派手な試合をする。9月の試合が終わって大きなダメージもなく、すぐに練習を再開した。来年は、きっと大きな試合があると思うので、12月24日を楽しみにしておいてほしい」と意気込んだ。
那須川天心(帝拳)とは早くできれば
来年、期待される那須川天心(25=帝拳)との対戦だが、「自分としては、いつでも(OK)。何かの記事で『もう少し待っていてほしい』と話しているのを見たが、早くやろうぜという感じです」と、対戦を呼びかけた。
那須川は、10月14日(月・祝)に5戦目でWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得。試合後の記者会見で、世界戦については「来年には世界タイトルに挑戦したいが、焦りはなく、OKがもらえるまで自分を高めていく」との考えを示した。帝拳ジムは、来年の秋に8戦目での世界挑戦の青写真を描いている。
那須川は、10月14日(月・祝)に5戦目でWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得。試合後の記者会見で、世界戦については「来年には世界タイトルに挑戦したいが、焦りはなく、OKがもらえるまで自分を高めていく」との考えを示した。帝拳ジムは、来年の秋に8戦目での世界挑戦の青写真を描いている。
「王座統一戦と天心戦。気持ちは半々」
会見後、囲み取材に応じた武居は、複雑な心境を明かした。「早くやろうぜという気持ちもありつつ、この前、拓真さん(井上拓真=大橋)が負けてしまい、ベルトが動いたので、いつまでも天心君を待っているより、上を目指した方が自分のためにもなるし、価値が上がるのではないかと思ったり。まずは、次の防衛戦をクリアしないと、何とも言えない。王座統一戦の気持ちと天心君を待ちたい気持ちの半々。天心君と戦いたいのは、ボクシング界に来た一つのモチベーション。ファンの声も大きいので、やりたい気持ちもある。大橋会長や八重樫さん(八重樫東トレーナー)と相談したい。あとはタイミングですね」。
「野性味あふれるボクシングを見せる」
最近は、K-1時代に指導を受けていたパワーオブドリームで、古川誠一会長にミットを持ってもらう機会を増やしたという。武居は「最近は、良くも悪くもボクシング仕様になっていた。古川会長とのミットで、忘れていたことを思い出した。野性味のあるボクシングときれいなボクシングを混ぜた、新しい武居由樹を見せたい」と進化を約束した。
大橋秀行会長は、「体重も限界があるので、ファンが望んでいる天心選手との試合は、早くできれば」と語った。
大橋秀行会長は、「体重も限界があるので、ファンが望んでいる天心選手との試合は、早くできれば」と語った。
武居由樹のパフォーマンスに期待!