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プロデビュー戦を判定勝利で飾った日本スーパーバンタム級7位の那須川天心(24)ら帝拳ジムの6選手が4日から、千葉県成田市内のゴルフ場でトレーニングキャンプを張っている。その様子が7日に報道陣に公開された。
合宿に参加しているのは、那須川、WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級2位の岩田翔吉(27)、日本バンタム級4位の増田陸(25)、日本スーパーフェザー級3位の波田大和(26)、日本ライトフライ級13位の高見享介(21)、A級ボクサーの嶋田淳也(25)の6名。
中村正彦ストレングス&コンディショニングコーチ指導の下、ハードメニューで徹底的に体をいじめぬいた。
合宿に参加しているのは、那須川、WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級2位の岩田翔吉(27)、日本バンタム級4位の増田陸(25)、日本スーパーフェザー級3位の波田大和(26)、日本ライトフライ級13位の高見享介(21)、A級ボクサーの嶋田淳也(25)の6名。
中村正彦ストレングス&コンディショニングコーチ指導の下、ハードメニューで徹底的に体をいじめぬいた。
「体力と心構えを作る」
「ゴルフをする場所で走るのは不思議な感覚。周りに人もいないし、車も入ってこない。自然の中で走るのは気持ちがいい」と、初めてのゴルフ場での走り込みが新鮮なようだ。
早朝5時から10qのロードワークで、午後は心拍を上げるトレーニングや体幹トレーニングをしている。「キックボクシングの試合では、最長6ラウンドしたこともあるが、今後、その倍となると、体力と心構えが必要になってくる。そのためのトレーニング」。
早朝5時から10qのロードワークで、午後は心拍を上げるトレーニングや体幹トレーニングをしている。「キックボクシングの試合では、最長6ラウンドしたこともあるが、今後、その倍となると、体力と心構えが必要になってくる。そのためのトレーニング」。
「毎日が楽しい」
「キック時代はチャンピオンで『この練習をしておけばいい』というのがあったが、(ボクシングに転向したので)変わらないといけない。これまでに感じたことのない疲労感や筋肉痛があるが、毎日が楽しい」と充実感を口にした。
走るフォームも変わってきた
中村氏は「初めて合宿に参加したので、能力的なものがわかった。明日から後半戦になるので、能力をさらに伸ばすメニューを組んでいく。基礎的な能力は高いので、もう1段強度を上げていく」と語った。
今は、直線を速く走るために使う股関節、臀部、太ももの裏側でなく、太ももの前側の筋肉を使って走る傾向があるため、「ブレーキ動作に近い走り方をしている。これから走り方をスムーズにしていけば」(中村氏)。トレーニングを重ねて走るフォームも変わってきているという。
今は、直線を速く走るために使う股関節、臀部、太ももの裏側でなく、太ももの前側の筋肉を使って走る傾向があるため、「ブレーキ動作に近い走り方をしている。これから走り方をスムーズにしていけば」(中村氏)。トレーニングを重ねて走るフォームも変わってきているという。
走る!走る!
ジムの仲間と一緒にトレーニングするもの初めてだ。「これまでは、ジムで会っても挨拶するくらいだったが、合宿を通して絆が深まった」と切磋琢磨しながら汗を流している。「メンバーの中で自分が一番遅くて、心が折れそうになる時があるが、伸びしろがあるんだと思っている。さらにスタミナをつけていきたい」と前向きだった。
1周500mを3本並走した後は、競争する形で500mダッシュを8本した。中村氏がタイムを計り、同じペースで駆け抜けた。那須川は、ほかのメンバーに遅れを取っていたが、必死に食らいついていた。
1周500mを3本並走した後は、競争する形で500mダッシュを8本した。中村氏がタイムを計り、同じペースで駆け抜けた。那須川は、ほかのメンバーに遅れを取っていたが、必死に食らいついていた。
「次戦、アッと驚かせる」
デビュー戦で勝利し、日本ランキング入りを果たしたが「『あっ、入っていたんだ』くらいの気持ち。そこを目標にはしていないので」とキッパリと言うと、「デビュー戦を勝ったがこんなものではない。まだボクシングの『ボ』くらいしか出していない。これからアッと驚かせる」と、秋に予定されている2戦目で進化した姿を見せると語った。