[試合後談話]2026.7.17
金子佳樹が衝撃のA級初戦! 野田賢史は再起戦で存在感を示す

元東洋(現東洋太平洋)フェザー級王者で金子ジム初代会長の故・金子繁治の孫、金子佳樹(27=金子)が17日、後楽園ホールで開催された「ゴールデンチャイルドボクシング.145」セミファイナル、ウェルター級8回戦で橘ジョージ(31=角海老宝石)と拳を交えた。
A級初戦に臨んだ金子佳樹の戦いぶりに、大きな注目が集まった。
同興行のメインイベントでは、日本ライトフライ級3位の野田賢史(31=金子)が再起戦に臨み、金子ジム勢が存在感を示した。
初回こそジャブの差し合いで、静かな立ち上がりとなったが、2回になると、金子はプレスをかけてワンツーで効かせ、パンチをまとめてダウンを先取。3回、金子はワンツーで2度目のダウンを奪うと、レフェリーはノーカウントでストップした。
「ワンツーが当たる試合は勝てる」
A級初戦を勝利した金子は、「ワンツーが当たる試合は勝てる。いつもはジャブが当たらないと焦って出さなくなってしまうが、今日は当たらなくても出すことを心掛けた。ここ数戦、パッとしない試合が続いていたので、久しぶりに良い勝ち方ができた。実績がある橘選手に勝てて少し自信になった」と手応えを口にした。
この日は金子ジムから5選手が出場し、全員が白星を挙げた。「皆が勝って自分だけが負けるわけにはいかなかったので、いつも以上に(自らを)追い込んだ」と仲間への思いも明かした。
金子ジム全勝!
今後の目標を日本ランカー入りに定める金子。来年にはフェニックスバトルでウェルター級1000万円トーナメントの開催も決定しており、「父(金子賢司マネージャー)と相談して決めたい。ここからは常に強い相手との戦いになる。与えられたチャンスを掴んでいきたい」と前を見据えた。
メインイベントでは、日本ライトフライ級3位の野田賢史(31=金子)がフライ級8回戦で、アヌワット・ジェームプラコーン(タイ)と対戦。
開始からシャープなジャブで主導権を握ると、ワンツー、左フックでダウンを奪取。2回には右ボディストレートで動きを止め、最後は左ボディで10カウントを聞かせた。
昨年12月の王座決定戦以来の再起戦を終えた野田は「2ラウンドからボディを攻めたのがしっかりとハマった。周りは楽勝の雰囲気だったが、何をしてくるか分からないし、試合前は緊張した。勝ててホッとしている」と安堵の表情を見せた。
試合後のフラッシュインタビューでは、今後はフライ級を主戦場とする考えを明かした。「体重を落とすことだけを気にするのではなく、最後までしっかりと練習ができる。あの時、川満選手(川満俊輝=三迫)がチャンピオンだったからライトフライ級でやったが、今後はフライ級で地道にチャンスを待つ」と語った。
さらに「今日の相手がサウスポーだったのは、フライ級の2人のチャンピオン(野上翔=RK蒲田、富岡浩介=RE:BOOT)がサウスポーだから」と、先を見据えたマッチメイクの意図にも触れた。
一方、アヌワットは「ジャブが速くて見えなかった。最後はボディが効いたよ」と肩を落とした。
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