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第30回WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXTのメインイベントで行われるチャンピオンカーニバルの超注目カード、日本スーパーライト級タイトルマッチの前日計量が28日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)事務局で行われ、チャンピオンの李 健太(28=帝拳)と最強挑戦者決定戦を勝ち上がってきた同級1位の渡来美響(26=三迫)が好調ぶりをアピールした。
※前売券と追加の立ち見席は、すでに完売。当日券なし。U-NEXTでライブ配信あり!

計量を63.4kgでクリアした李健太は、「コンディションは、(これまでで)一番いいです。すべてにおいて、最後まで完璧に仕上がりましたね」と、リラックスした様子で、囲み取材に応じた。挑戦者の渡来について、「身長差は、ありましたね」と、靴を脱いで並んだ印象を口にした。
追加で用意された立ち見席も完売したことに、「自覚はないだけど、注目されるのは嬉しい」と述べ、井上尚弥(31=大橋)や那須川天心(26=帝拳)らを中心に盛り上がるボクシング人気に、「自分たちも波に乗っていけたらいい」とし、明日は、北は北海道から南は沖縄までの国内のファンと、韓国からの応援団を合わせて、総勢400人の大応援団が後楽園ホールに駆けつけることに感謝した。
挑戦者の印象は、「なにも感じないし、感じようともしてない」と、先入観を持たないで試合に臨む。それでも、対策は怠ることなく、スパーリングパートナーには、身長が同じような選手、オールマイティに接近戦も中間距離でもできる選手を選んで、12月半ばから135ラウンド消化したことを明かした。

63.3kgで計量を終えた渡来美響も「いつも通り、ベストな状態で試合に臨めそうです。長身のサウスポーを想定してやってきました」と、こちらもリラックスした様子で、注目が集まっていることにも、「自分がやることは、変わらないんで」と、表情を変えずに取材に応じ、チャンピオンの印象は、「アマチュアで活躍してきた、アマチュア寄りの正統派のサウスポー」と、分析した。
2024年の全日本選手権ウェルター級で優勝したアマチュアエリートの秋山佑汰選手らとのスパーリングで、明日の日本タイトルマッチの準備を進めてきた。「李 健太選手よりも秀でた選手たちと、いろんなシチュエーションを想定して練習してきた」と自信を示し、「すべてにおいて自分の方が上回っていると思うし、上回るための練習をしてきた。世界のトップに近づくためのパラメーターを上げている」と、日本タイトルの先も見据え、「倒すのは、結果的に着いてくるもの、勝つことが大前提。世界にいける渡来だと思っていただけるような試合をして、結果としてKOがついてくればいい」と、意気込みを語った。